検索したいもの、例えば花などをスマートフォンで写真に撮ってそのまま検索することができるアプリがGoogle Lensです。
このGoogle Lensの機能の中に日本語を文章を撮影してそのまま英語に翻訳するという機能があります。
私が試したところ良くできたマニュアルのように誰が読んでも同じ解釈になるような文章はある程度「日本語⇒英語」の翻訳ができるようです。
ただしGoogleの辞書にないような単語が多い文章ですと変な訳をするなど使えない場合もあります。もっとも日本語・英語両方にそこそこの語学力があれば荒ごなしとして使い道はあると感じました。
さて今私が直面している問題は、日本語学習を始めて半年ほどのネパール人の高校生に「パイロットになる本」という日本の高校生以上の学力がある人を対象とした本をGoogle Lensなどインターネット辞書を使って読むことが可能かどうか?ということです。
なぜそんな問題を抱えたか?というとその高校生が日本の学校でパイロットになる勉強をしたいと言ってきたからです。
「日本のパイロット学校に行くには、数学・航空力学などの学科の勉強に加えかなりレベルの高い日本語を学ぶ必要があり大きな壁が二つある。英語圏のパイロット学校なら壁は学科だけだからそっちの方が良いじゃないか?」と言ったのですが、どうしても日本の学校にチャレンジしてみたいようです。
そこで「それならまず辞書を引き引きでも日本語で書かれた『パイロットになる本』を読んでご覧」という話になった訳です。
辞書を引き引き、といってもITの時代ですからGoogle Lensを使うとかなりのことができそうです。
辞書を引き引き、といってもITの時代ですからGoogle Lensを使うとかなりのことができそうです。
私はGoogle Lensでスマートフォンに取り込み、そこから「パソコンにコピー」という機能を使ってパソコンに転送し、ワードに貼り付けて英文を手直しするという作業を実験してみました。
でもそんなことはITに慣れているはずの若者にいう必要はないでしょうから黙って本だけ送ろうと考えています。そして1,2カ月経ってから彼がどの程度この本を読むことができたか聞いてみたいと考えています。
これはGoogle Lensの翻訳がどの程度役に立つか?という興味深いテストなのです。
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