金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

会社仲間のLINEはもっぱら朝の遅延連絡

2018年06月13日 | デジタル・インターネット

今月始めに顧問先の仲間と飲みに行った時、「同じセクションでLINEグループを作りましょう」ということになった。

そのLINEだけれど今のところもっぱら朝の通勤電車の遅延による出社時間の遅れの連絡に使われている。

今朝(6月13日)は山手線が少し止まっているという連絡。

月曜日は副都心線が遅延という連絡。東急線の運転手の手配が間に合わず渋谷駅まで電車が詰まっているという話だった。

その前には埼京線が遅延という連絡もあった。

埼京線は遅延ランキングの大関格で国交省のデータによると、遅延順位5位で、月平均の遅延証明発行日数は17.9日。つまり平日(月20日)ベースでみると遅延しない日は2日しかないということになる。

遅延ランキングの横綱は中央線で遅延日数は19.1日。つまり遅延しない日は1日にも満たない訳だ。

もっとも我々のLINEには中央線遅延の連絡はない。おそらく沿線の通勤者がいないのだろう。

小規模な遅延の原因は「駆け込み乗車」など乗客の行動に起因するものが、9割を超えるそうだが、先日私が乗っていた西武新宿線の準急がドアが閉まらなくなり、鷺宮駅で乗客全員が降ろされるという事態が発生した。これは鉄道会社の車両整備不良が原因で、かなりの大規模遅延につながった。

ただし誰も文句も言わず、粛々と後続列車に乗り換えていた。おそらく遅延が常態化して携帯メールやLINEなどによる連絡体制が整っていることで慌てる人が少なくなっているからだろう。

通信手段の発達が列車の遅延に寛容な社会を作り出しているとすれば少し複雑な気持ちになる。

それにしても巷間テレワークが普及しつつあるという話を耳にするが、朝夕の電車の混み具合を見ると「ホントかいな?」という思わざるを得ない。

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キャッシュバック狙い株が思わぬ値上がり~イオン株

2018年06月12日 | 投資

私はあまり株主優待狙いで株を買うことはない。優待を狙うよりも、配当やキャピタルゲインを狙う方が投資の本道だと考えているからだ。

だが例外がない訳でもない。その例外がイオン株だ。近くにイオンのショッピングモールがあるので、時々買い物にいく。株主優待制度を使うと半年に一度3%のキャッシュバックがある。半年間で平均10万円程度の買い物をするので、3千円程度のキャッシュバックがある。1年間では6千円だ。

イオン株は1,326円で100株持っているので、年間配当3,400円+6,000円=9,400円(いずれも税前)がリターンになる。投資元本に対するリターンは7%(税前)だ。

スーパーという業種柄キャピタルゲインは見込まず若干のキャッシュバックを当てにする程度の投資であったが、ここにきてイオン株の値が上がり始めている。

利益水準が向上していることに着目した機関投資家の買いが入っていることが原因と言われているが、PERが53.2倍とかなり買い進まれているので上値を追いかけるかどうか私にはわからない。

一旦売ってもよい水準だと思うが、売ってしまうとキャッシュバックの楽しみがなくなる(もっともキャピタルゲインは15年分のキャッシュバックに相当するが)ので、しばらく持っているだろう。キャッシュバック狙いでイオン株を買った人の中には同じような思いを持っている人がいるのではないだろうか?

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旅の長靴

2018年06月10日 | ネパールニュース
今週木曜日から1週間ネパールに行く予定です。今回は地震で被災した学校の修復工事の見積りが目的でトレッキングや観光はありません。
関東地方は先週梅雨入りし、今週はかなり雨が降りそうですが、ネパールも雨期に入っています。
ネパールには何回も行っていますが、雨期の旅は初めてです。
私が訪ねる学校は山地にあり、蛭がいるところも、あるようですので、携帯長靴を用意しました。
アマゾンで二千円弱の商品ですので、履き心地はわかりませんが。
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大統領執務室に象?それは触れてはいけない話題です。

2018年06月08日 | ニュース

昨日安倍首相はホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、米朝トップ会談でトランプ大統領から拉致問題を提起するという言葉を引き出したと日本の新聞は報じている。

一方CNBCは別の切り口から安倍・トランプ会談を論評していた。

それはthe topic of tense trade relations between the two countries was the elephant in the Oval Office.というものである。

2国間の緊張した貿易問題は大統領執務室で触れてはいけない話題だった。Elephantは象だがElephant in the roomは触れてはいけないタブーという意味である。

今日からケベックで始まるG7首脳会議で、カナダや欧州勢は共同戦線を張り、米国の鉄鋼・アルミ関税に対抗する見込みだが、日本はまだ旗幟を鮮明にしていない。

CNBCは安倍首相はモリカケ問題等で支持率が低下しているので、米国に対して共同戦線を張るカナダ・欧州勢と違う独自路線をとることは難しいのではないか?と分析している。

一方トランプ大統領の安倍首相に対するレバレッジは、対北朝鮮交渉力だ。

拉致問題は日本国民にとって重要な問題ではあるが、安倍首相がこの問題を重要視しすぎると手足を縛られる可能性がある。

先読みをすれば、米朝会談で拉致問題をテーブルに乗せることを条件に貿易問題で譲歩をしても、拉致問題は進展せず、貿易問題でも点数を上げられないという可能性が高いと私は見ている。

 

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アメリカの公的年金支払い超に転じる見込み。このままでは基金は16年後に枯渇?

2018年06月06日 | ライフプランニングファイル

WSJによると米国の公的年金(ソーシャルセキュリティ)で、今年度年金支払額が掛け金収入を上回る事態が発生する見込みだ。これは1982年以降で初めてのこと。

年金掛け金を上回る年金給付が続くと、約3兆ドルある基金は2034年には枯渇する見込みだ。

もっとも米国の年金制度は賦課方式を取っているので、基金が枯渇しても年金受給者が全く年金を貰えなくなる事態が発生する訳ではない。ただしWSJによると議会が年金制度を支えるような法律改正を行わないと年金額は3/4に減ってしまう可能性があるという。

年金給付が掛け金収入を上回る事態は予想よりも3年早くやってきた。これは部分的には経済成長率が予想より低かったことに原因があるという。個人的には米国の経済成長は潜在成長率に近いレベルなので短期的にこれ以上の成長率を期待することは難しいような気がするが・・・

ところで日本の厚生年金の収支はとりあえず3兆円の黒字(平成28年)であるが、専門家の間では早晩赤字に転じると予想する人が多い。ただ冷静な議論はまだ始まっていないような気がする。

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