金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

稲架(はさ)に秋を感じる青梅のハイキング

2023年10月23日 | ライフプランニングファイル
 昨日(10月22日)JR青梅線東青梅駅からJR拝島線金子駅まで歩きました。途中勝沼城跡・藤橋城跡・今井城跡と三つの城跡を訪ねました。
 いずれもわずかに土塁の跡が残る程度のもので、「昔お城があった」と言われれば、「ああ、そうか」という程のものですが。
 勝沼城跡の隣は菖蒲園で、園の入り口に池がありススキの穂が揺れていました。 
勝沼城跡から藤橋城跡に歩いていくと途中奥多摩の大岳山まで見通す大きな景色に出会いました。稲架(はさ)の向こう中央の尖った峰が大岳山です。
秋らしい景色ですね。稲架で干した青梅のお米は美味しいでしょうね。
拝島で日帰り温泉に入った後、昭島駅に出ました。
駅舎の上にはムクドリの大群です。
春から夏の繁殖期は家族単位で暮らすムクドリは秋になると大群を作るそうです。大群を作る方が猛禽類から身を守りやすいからだ、という話を聞いたことがあります。夕焼雲とムクドリの大群も秋の風景でしょうか?
 青梅では秋が深まりつつあると感じました。

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青梅の古城跡歩き

2023年10月22日 | まち歩き
秋色濃くなってきました。


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ジェロントロジ―(老年学)の箴言集㉒それは1年後も問題ですか?

2023年10月22日 | ライフプランニングファイル
 CNBCに掲載されていた幸福になるフレーズからもう一つ紹介しましょう。
 それは何か嫌なことや問題に出会ったとき、「それは1年後も問題ですか?」と自問してみることです。
 我々は小さな嫌なことにしばしばくよくよします。会議に10分遅れたとか、メールやLINEに友だちから返事がこないとか。
 そんなとき、ストレスを感じるものですが、「それは1年後も問題ですか?」と自問してみましょう。そしてもし答がNoなら将来の落ち着きを現在に引き寄せてみましょう、とCNBCの記事は告げています。
 この話を資産運用に援用してみましょう。
 いつの時代もそうですが、資産運用は不確実性にあふれています。インフレは鎮静化するのか?アメリカの連銀は政策金利の引き上げを見送るのか?イスラエルとハマスの問題はどうなるのか?
 それらは目先の金利の動向や株価の動向に影響を与えます。
 しかし視線をもう少し遠くに伸ばすと全体としては世界経済は~減速する可能性が高いとはいえ~成長を続けるでしょうし、アメリカがその牽引車であることは間違いないでしょう。株価には水準訂正が起きるかもしれませんが、長い目でみれば成長を続けるでしょう。マスコミや資産運用会社は色々な情報を流し、個人投資家を一喜一憂させますが、それは彼らがそれを仕事としているからです。
 そんなとき「それは1年後もまたは2年後も問題ですか?」と考えてみましょう。相場の総ての綾をとることは不可能です。しかし目先のことは当てることはできなくても、意外に将来の大雑把な見通しは当たるものです。
 
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ジェロントロジ―(老年学)の箴言集㉑ アドバイスするより人の話を聞く

2023年10月21日 | ライフプランニングファイル
 CNBCに「幸せになりたいなら、次の6つのフレーズを毎日使うと良い」という記事が出ていました。
 6つのフレーズ全部が腹落ちした訳ではありませんので、共感したものを少し紹介したいと思います。
 今日の話は"Tell me more...."「もっと話をして」です。
 「誰かが心を開き始めると、我々の多くは彼らの問題を解決しようとするか、彼らにアドバイスをしようとする傾向があります」と記事は書いています。
 そして「それらのことをする代わりに『もっと話をして』と言いましょう。それは聞くための時間とエネルギーを提供するという暗黙の申し出なのです。そのことにより相手は自分の感情や考えの処理を進めることができます。」「それが相手との関係を深め、距離を縮めます」と述べています。
 ヒューマンスキルの用語でいうと「傾聴力」を使うということですね。
 多くの場合問題を抱えている人は、自分である程度の解決策を持っていて、それを誰かに聞いて欲しいと考えているものです。
 あるいは抱えている問題を話すことで、すっきりし元気を取り戻すこともあるでしょう。
 私もそうですが、人は知っていることを話したくなるものです。でもそこは自分を抑えて、誰かが心を開いて話始めたときは、話を聞くように努めましょう。ただ適切な合いの手を入れないと相手が話を聞いているのかどうか不安になります。有効な合いの手は「オウム返し」です。つまり相手の話の中のキーワードを繰り返すことで、相手の話を更に引き出すことができます。
 ヒューマンスキルというとプレゼンテーション力など自分が何か能動的な行動を起こすことを思い浮かべることが多いと思いますが、相手の距離を縮める点では傾聴の方が有力な武器になることが多いでしょうね。
 能弁なセールスマンより、朴訥なセールスマンの方が往々にして良い成績をあげるものですが、それはこのことと深く関わっているでしょうね。
 
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二極化する米国小売業の株価

2023年10月19日 | 投資
 今日は別のエントリーで、米国では個人純資産の伸びが景気を支えるというWSJの記事の話を紹介した。
 そのWSJにはIf the economy is so strong, why are consumer stocks tanking?「経済がそんなに強いなら、なぜ消費銘柄は株価が暴落しているのか?」という記事がでていた。
 S&P500は7月末に今年の高値を付けてから、4.7%下落しているが、小売業ETFは11%下落している。年間を通じたこれまでのところの成績はS&P500が14%プラスなのに比べ小売業ETFは0.4%のマイナスとなっている。
 ガソリン価格の高騰や個人のクレジットカード承認基準の引締めなどにより、消費者信頼感指数は2カ月連続で下落している。
 消費者関連銘柄で株価下落が顕著なのは、ダラージェネラルのような安売り店だ。一方高所得者層を顧客としていると言われているコストコの株価は堅調だ。
 これは「個人の純資産高がインフレを上回るペースで上昇しているので個人消費を下支えしている」という前のエントリーと整合していると思う。
 つまり資産が増えているのは、高所得者層ほど顕著なので、高所得者層は低所得者層に比べて、インフレ・金利高の影響を受け難いと考えることができるのだ。
 米国の消費銘柄の株価は二極化しているようだ。
 日本の小売業の場合はインバウンド客の買い物が増えると予想される銘柄の株価が上昇している傾向が目につく。別の意味で日本の消費銘柄も二極化しているかもしれない。


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