夕方、ママチャリを漕いで多摩水道橋まで。
家から7~8キロかな。途中まで野川を下り、それから住宅街の道をくねくねたどって世田谷通りに出た。世田谷通りが多摩川を渡る橋が多摩水道橋であります。
家から7~8キロかな。途中まで野川を下り、それから住宅街の道をくねくねたどって世田谷通りに出た。世田谷通りが多摩川を渡る橋が多摩水道橋であります。
目的はこの写真を撮ること。
ちょっとこれと見比べてみてください。川端裕人さんの『今ここにいるぼくらは』(集英社)のカバー(撮影は横山孝一さん)です。似てますでしょう?
この本を見た時、「あ、これはあそこだ!」と思ったのでした。その後、日にちは経ったけれど、ようやく確認に出かけたというわけです。間違いありませんでした。橋のほぼ中央から上流を見たところです。
中洲がずいぶんと大きくなっていますね。水が出て表土が流されたのか、草もなくなっています。中央にそびえる塔は国領駅北口のビル「コクティ」。何本か団地の給水塔も見えます。
この本の感想は〈遊歩人〉に書きました。9月号に掲載されると思いますが、とても良かった。
多摩川は出てこないけれど、川が重要な役割を果たしているのは『川の名前』と同じです。遠い世界へと誘う通路なんですね。