暖か。
夕方、いつもより早く、まだ明るいうちに散歩に出ると、野川のほとりの桜並木は赤く色づき、足元に散り敷く落ち葉も頭上に残る葉も明るい色に輝いています。その色に染められて、身も心も軽くなったような感じ。
夕方、いつもより早く、まだ明るいうちに散歩に出ると、野川のほとりの桜並木は赤く色づき、足元に散り敷く落ち葉も頭上に残る葉も明るい色に輝いています。その色に染められて、身も心も軽くなったような感じ。
色彩が人間の心理に影響を与えるのは間違いなく、実験結果も豊富に出ていますが、その理由は解明されていないのではないでしょうか。さまざまな憶測の域を超えないのでは?
もしかしたら、共感覚的なものがあるのかなあとも思います。数字に色を見る人がいて、音楽に色を聴く人がいる。それと同様に、普通の人でも色覚と感情とは神経回路がつながっているのかもしれません。
まあ、理由はともかく、紅葉の中を歩くのはとても気分が良い。
そういえば、山岳部にいた頃、晩秋の山の中腹の落葉しつつある林の中を歩いたことは今でも記憶に鮮やかです。たぶん、一生、明るい思い出として心に残るんだろうな。