惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

カキの味

2007-12-10 20:34:35 | 食・レシピ
 夕食で「カキのオイル漬け」なるものを食べました。
 家内がネットでレシピを見て、作ってくれたもの。初めて食べましたが、美味しいですねえ。

 今までカキは、生、フライ、土手鍋といった料理法でいただいていましたが、これはまた違った魅力が味わえます。口に含むと、コリッとした感じで、柔らかいカキというよりも、ハマグリなんかの貝のような噛み応え。でも、口の中に広がるのは紛れもなくジューシーなカキの味で、それに香辛料の風味が効いています。
 保存が利くようですが、こんなに美味しいとすぐになくなってしまいそう。酒の肴にも絶好だし……。

 〈遊歩人〉12月号が出ました。担当している本の紹介コーナー「遊書館」で次の4冊を取り上げています。

  • 佐野眞一著『枢密院議長の日記』(講談社現代新書)
  • 石井光太著『神の棄てた裸体 ―イスラームの夜を歩く―』(新潮社)
  • 亀和田武著『人ったらし』(文春新書)
  • 平山廉著『カメのきた道 甲羅に秘められた2億年の生命進化』(NHKブックス)
 〈遊歩人〉では先月号から「君は浅川マキを聴いたか」という意表を突く連載が始まっています。毎回、違った人が自分と浅川マキ(の歌)との関係を綴るようで、第1回目は喜多條忠さん、2回目の今号では上野千鶴子さんが担当。夜のラジオから流れてきた浅川マキに耳を傾けたことのある身には、心に沁みる企画なのであります。