リンゴやミカンの美味しい季節になると、食べ残した果物をカゴに入れて庭木の枝に吊るしておきます。いつもならメジロやヒヨドリなどが喜んで食べてくれるのですが、今年は様子が違う。まったく寄って来ないのです。
どうしたのかなあ、と思っていたのですが、今日、まだ明るいうちに散歩に出かけた際、理由を知りました。
秋の到来が遅かったせいのでしょう、柿の木にまだ実がたくさん残っているのです。
写真のようにヒヨドリがついばむだけでなく、スズメまでが美味しそうに食べているのには驚きました。スズメって、雑食とはいえ、植物は穀物ばかりを食べるのかと思っていたのです。熟した柿も好物なんですかねえ。
木枯らしが吹きつのるようになってきたので、柿の実もそろそろおしまいでしょう。そうすれば、鳥たちも我が家の果物(のカス)に手(嘴)を伸ばしてくれるかな。
気長に待つことにします。