
今頃になって思い出したこと。
2004年10月に矢野徹さんが亡くなられた時、野田さんは遺影に向かって「ワタシも、もうすぐそっちに行くから」とお別れの言葉を述べておられました。
何と寂しいことを……と思ったものでしたが、あの時、野田さんは大腸ガンを患われておられたようです。その後、ガンからは回復されたのですが、1人暮らしだったせいか、ご自分の始末をご自分でつけようとしておられたようにも思えます。
立派なことだとは思うのですが、でも、もっと生きることに執着してくださってればなあと思わないではいられないのです。人の「晩年」について、色々と考えてしまいました。