午後遅く、隣町の本屋さんまで歩いてゆきました。棚をじっくり見てまわったけれど、収穫なし。
がっかりしての帰宅途中、かつての水路を埋め立てた児童公園というか、遊歩道というか、まあ細長い緑地を歩いていると、木立の下の地面でガサゴソと動くものがいました。
「何かな?」と、じっと見てみると小鳥です。灰色で、スズメとハトの中間ぐらいの大きさ。
まだよく飛べないみたいで、地面を這うように歩いては、枯葉の下の虫か何かをあさっています。
先回りして待っていると、すぐそばまで寄ってきました。警戒していない様子が可愛い。
どうやらムクドリの幼鳥のようです。近くで孵ったのでしょうか。
まだ飛べないのに親鳥とははぐれてしまったんでしょうかねえ。ひとりで餌を探しているのが不憫でもあり、健気でもありました。元気に育ってほしいものです。