我が家から1キロあまり離れたところにあるアパートの入り口で、奇妙な樹を見ました。
大きな幹から枝が伸び、その先に広がっているのはウチワサボテンのような葉っぱ。葉っぱの縁には、いかにもサボテンの花らしい、華麗な黄色い花が無数についています。
大きな幹から枝が伸び、その先に広がっているのはウチワサボテンのような葉っぱ。葉っぱの縁には、いかにもサボテンの花らしい、華麗な黄色い花が無数についています。
まるで普通の木とサボテンがドッキングしたみたい。私に知識がないだけで、こんなサボテンの種類もあるということなんでしょうか。
2階の半ばまで伸びているので4メートル強の高さですね。もっと大きくなると面白いなあ。時々、眺めに行ってみようっと。
ところで「サボテン」という言葉は何語か、ご存知ですか?
手元の本(『万有百科大事典 19〈植物〉』)には次のようにあります――
- サボテンの名は日本で起こったが、その語源はサボテン(ウチワ類)の茎節を切ると出る粘質の樹液で油などのよごれがよくおちるところから「せっけん」(シャボンまたはサボン)が変じたといわれたり、またウチワサボテン類の3つに分枝した姿が、3つの布袋(サンホテイ)に似るところからきたともいわれる。
「3布袋(サンホテイ)」が、「サボテン」に?!
真偽のほどはともかく、とても愉快。
サボテンって、棘があるけど、どことなく親しみがもてますよねぇ。