文化の日。
雨の降らない特異日といわれています。今日も雨は降らず、午前中こそ雲っていましたが、午後は時折り太陽が覗く、まずまずのお日和り。
雨の降らない特異日といわれています。今日も雨は降らず、午前中こそ雲っていましたが、午後は時折り太陽が覗く、まずまずのお日和り。
午後、中野の新井薬師すぐそばの小劇場「中野ウエストエンドスタジオ」へ。PH〈ペーハー〉第8回本公演「紅点(こうてん)の夕星(ゆうづつ)」を観ました。
十年前にある山荘で起こった大量殺人事件の謎を探るため、刑事2人が現場を訪れる。その山荘は、現在、元教師の男が管理しており、彼は「殺人事件の犯人は悪魔に魂を売り渡したかつての教え子だ」という供述をしていた。刑事は彼から事件の詳細を聞くことになるが……。
どんどん人が殺されるホラーサスペンスです。同時に、犯人と被害者たちとの密接な関係も明らかになってくる。
作・演出の早瀬円さんによる脚本が素晴らしく、登場人物たちの間に込み入った愛憎関係が構築され、犯人が次々と姿を変えるという趣向も恐怖を盛り上げます。
ぞくぞくしながら見入った2時間でした。
劇の後は、居合わせた創作仲間と近所の蕎麦屋さん(一見、イタリアンレストラン風)で、ハーブティー主体の茶話会という、これまた変わった、楽しい時間を過ごしました。
このお蕎麦&ハーブティーという取り合わせのメニューがあるのは「うた」というお店のようです(「食べログ」の紹介ページ)。感じの良い若いご夫妻がやっておられて、今度はぜひお蕎麦(蕎麦掻き、もしくは切り蕎麦)を頼んでみたいと思いました。