夜、小田急線経堂駅近くの「お湯カフェ」でおこなわれた「SF落語会」に出かけた、その前後のこと。
断っておきますが、「SF落語会」は良かった。出演した笑福亭羽光さんの 「AKB親子」 「私小説落語〝お笑い編〝」、立川三四楼くんの 「ハイパー結婚相談所」「SF禁止法」。どれもオタク心満載で笑いも真摯な心意気もあり、SFファンとしては、こういう方向性で頑張ってもらいたいものだと思いました(ただ、いかに演じるか、という点ではまだまだ修練を積んでもらいたいところ)。
問題は、出かける前と、帰ろうとした時のこと。
自宅からは自転車で30分ぐらいなので、そのつもりでポータブルナビを用意したところ、自転車にとりつけるアタッチメントが見つかりません。仕方がないので、「別にハンドルに固定しなくても、要所要所で手持ちで確認すればいいや」と、そのまま出かけたのですが、今度はライトが点かない。夜なので、これでは走れません。
引き返して、バイクで出かけざるを得ませんでした。
バイクは経堂駅近くのバイクプールに置きました。無人でセルフの自動精算器が設置されています。
落語会が終わって帰ろうと、料金の精算をすると「精算の必要がありません」という表示。「おかしいな?」と思いつつ、バイクのところへ行って、前輪に通してあるチェーンを外そうとしたのですが、どうしても外せないのです。こうやって、精算、解除を何度か繰り返してもダメなので、表示されている管理会社に電話して、係員を派遣してもらいました。
吹きっさらしの寒いバイクプールで半時間あまり待ち、ようやく係員が到着。
やはり故障している駐車装置で、その人もチェーンを解除するのに苦労していました。差し込みの先端部が歪んでいたみたい。
というわけで、冷え切ってようやく帰宅しました。
いくつもの災厄が重なる、こんな日があるんですねえ。今から考えると可笑しくなりますが、いや、参りましたよ。