昨日、行ってた白丸ダムでのこと。
見慣れていないので、違っているかも。
連れ合いが、「これ、可愛いのよ」と言うので見てみると、丸太を擬したコンクリートの手摺りの上に小さなコケの群落がありました。10円玉ぐらいの大きさに広がった、緑色の塊。
胞子の入った卵状のものがニョキニョキと立ち上がり、過酷な環境の中でも元気そうです。
コケのことはよくわかりませんが、自宅の図鑑を眺めてみると、どうもチヂレゴケという種類のように思えます。セン類ギボウシ科。
説明書きには――
- コンクリート面や岩組に小さい塊をなす。緑褐色。……葉は放射状につき、乾くと巻縮する。……さく(森下註:胞子嚢のこと)は楕円体で直立し、倒卵形。(『校庭のコケ』全国農村教育協会)
見慣れていないので、違っているかも。
コケは趣があって、興味深い植物ですが、なかなか馴染めないですね。小さくて、どれも似たようなものに見えるということもあるかもしれません。きちんと同定するには顕微鏡が必要な場合も多いようです。
しかし、一緒にクマムシなんかもいたりするところを見るのは楽しそう。今後の課題といたします。