カナメモチの剪定を始めました。5メートル近くある庭いちばんの大木なので、木に登って枝や葉を切り落とします。
この木は春先、新芽が出る頃、ごま色斑点病の症状がひどくて、一時はほとんどの葉が落葉してしまいました。
落ち葉からも菌が出るので、地面に落ちた葉はすべて取り去り、焼却するようにしました。
その後、また葉が出て夏場は元気に繁っていたので少し安心していたのですが、登って見てみるとほとんど葉に黒い斑点が散らばっています。糸状菌はしつこいのですね。カナメモチにとりつく水虫みたいなやつ。
菌に侵された葉は枝ごとすべて取り去りたいのですが、そうすると残る葉が皆無ということになりかねません。絶望的になりました。
ひと枝ごとに葉の状態を確認しながら、残す分を選んでいますが、こんなことをやっているとどれだけ時間がかかることやら。
水虫治療と同じように根気よくやるしかないのでしょうね。
しかし、参った。来年は薬剤を使う必要があるかも。