昨夜は都心の神楽坂まで出かけ、居酒屋で臨時「一の日会」。中高年8人でSFその他の談義に花を咲かせました。
その前に東西線神楽坂駅そばの商業施設ラ・カグで、写真展「新潮社写真部のネガ庫から」を見ました。新潮社ゆかりの作家たちのスナップやポートレート。
白いダブルのスーツでポーズをとる筒井康隆さん、好奇心で目をキラキラさせている星新一さん、銭湯につかる井上ひさしさんなど、原則1人1枚ずつですが、どれも興味深い。開高健さんがまだサントリーに勤めている頃、27歳当時の写真もあり、あの丸顔とは似ても似つかぬシャープな風貌に驚きました。
ここから坂を下って居酒屋まで歩いたのですが、どこか江戸情緒を残した町家めいた風情があります。ついつい路地に入って、軒先の鉢植えなどを覗いてしまいました。
そんな中に、見慣れない花が。
帰宅して、グーグルの画像検索を初めてためしてみました。
一発で同じものが出て来るわけではありませんが、たくさんある画像を見ているうちに、「これでは!」と思うものに行き当たりました。
どうやらコエビソウというらしい。
中米原産でキツネノマゴの仲間だそうです。
キツネノマゴならよく知っています。初秋に咲く、愛らしい雑草。そういえば、花序から突き出た花がキツネノマゴに似ています。で、花序はエビの体みたい。
別名ベロペロネ。丈夫な多年草で、長く楽しむことのできる花のようです。