相模原市の障碍者施設での大量殺人事件。
犯人は「使命感」に駆られて犯行に及んだように見えます(少なくとも、本人はそう信じている)。その点でイスラム過激派などのテロと共通したものがありそうです。
自分に正義があると信じているところに、どうしようもないやりきれなさを覚えます。
テロも含めて、こうしたことが起こらないようにするにはどうすればいいのか。
ひとつは、人間には他者の生命を奪う権利はない、ということを徹底させること。
もうひとつは、人が人として生きるとはどういうことかを、1人1人がしっかり考えること。
このあたりにあるのではないでしょうか。
これらは成長するにつれて、自分で考え、納得してゆく必要があるのでしょうが、それにはやはり考え方の指針が必要。そのための教育は、今、どうなっているのか。気になるところです。
写真はミヤコグサの花。
夕方、出かけた稲城中央公園の道端に咲いていました。
マメ科の多年草。鮮やかな黄色はカロチノイドによるものだと思われます。