惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

梅雨明け

2016-07-28 21:00:02 | 季節

 関東甲信地方、梅雨明け(新潟はまだなのか?)。
 カラッと晴れたわけではなく、雲の切れ目から時折り陽が射すといったお天気。最高気温 30.5℃(隣町アメダス)。

 市民プールではふだんの泳ぎの後でドルフィンキックの稽古。早く正しいキックを身につけたい。

 〈小説推理〉9月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の3作を取り上げています――

  • 奥泉光 『ビビビ・ビ・バップ』 (講談社)
  • 東山彰良 『罪の終わり』 (新潮社)
  • 山田宗樹 『代体』 (KADOKAWA)

 『ビビビ・ビ・バップ』はとにかく楽しい。
 「ジャズと落語、さらに将棋も加わった一大エンターテイメントSF。調味料として1960年代末の新宿アートシーンがたっぷり」と評してみました。バーチャルスペースに「お墓」を作るのが話の発端で、そのお墓には新宿末広亭からアートシアター新宿文化あたりの街並が精密に作り込まれているのです。「何のこっちゃ?」と思われるでしょうが、とにかくそういうお話。古今亭志ん生と立川談志(のアンドロイド)がとてもいけないことをしたりもします。