関東甲信地方、梅雨明け(新潟はまだなのか?)。
カラッと晴れたわけではなく、雲の切れ目から時折り陽が射すといったお天気。最高気温 30.5℃(隣町アメダス)。
市民プールではふだんの泳ぎの後でドルフィンキックの稽古。早く正しいキックを身につけたい。
〈小説推理〉9月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の3作を取り上げています――
- 奥泉光 『ビビビ・ビ・バップ』 (講談社)
- 東山彰良 『罪の終わり』 (新潮社)
- 山田宗樹 『代体』 (KADOKAWA)
『ビビビ・ビ・バップ』はとにかく楽しい。
「ジャズと落語、さらに将棋も加わった一大エンターテイメントSF。調味料として1960年代末の新宿アートシーンがたっぷり」と評してみました。バーチャルスペースに「お墓」を作るのが話の発端で、そのお墓には新宿末広亭からアートシアター新宿文化あたりの街並が精密に作り込まれているのです。「何のこっちゃ?」と思われるでしょうが、とにかくそういうお話。古今亭志ん生と立川談志(のアンドロイド)がとてもいけないことをしたりもします。