今日、あちこちの100円ショップやホームセンターでステンレス製のボウル(台所用品)を指先で叩いている人を見かけませんでしたか?
何をかくそう、そんなことをしていたのは、私です。
いえね、こんなのがどうにも気になって、手近なもので真似事ができないかと思案しているのです。どうなのかなあ?
〈小説推理〉10月号が発売になっています。担当しているSFレビューで次の4冊を取り上げています――
- コードウェイナー・スミス『三惑星の探究 〈人類補完機構〉全短篇3』(伊藤典夫・酒井昭伸訳、ハヤカワ文庫SF)
- 梶尾真治『デイ・トリッパー』(キノブックス)
- 井上雅彦『夜会』(河出書房新社)
- 大森望・日下三蔵編『行き先は特異点 〈年刊日本SF傑作選〉10』(創元SF文庫)
『三惑星の探究』は『スキャナーに生きがいはない』、『アルファラルファ通り』に続く、スミスの全短編集完結編。長編『ノーストリリア』を加えて、スミスのSFがすべて読めるようになりました。万歳!
これを記念して、ホームページに、これまでに書いたスミス翻訳本の書評を掲載しようと考えています。とりあえず、今は『ノーストリリア』だけですが、順次、追加してゆく予定。