隣町・府中の図書館で借りていた三浦俊彦『教授とミミズのエコ生活――または私は如何にして心配するのを止めてミミズを愛するようになったか』(三五館)は今日が貸し出し期限日。お天気がぱっとしませんが、レーダーで雨雲を眺め、午後3時前に自転車で家を出ました。
野川を上流に進み、飛行場脇を通り、野川公園沿いの道を西へ。ぶつかると多磨霊園ですが、その中に入り、浅間山のふもとで南へ出て、少し西に行くと、府中市生涯学習センター。ここの2階にある図書館へ本を返しました。家から片道30分。
引き返して、交差点を右へ曲がると間もなくシャトレーゼ府中若松町店。樽生ワインを購入。今回はメルロー。
往路とは別の道を帰ろうと思って、人見街道を東へ走り始めたところ、すぐにポツポツと降ってきました。南東方向から黒い雲が押し寄せてくる気配。
雨具を着て、再びサドルにまたがりました。
雨具(レインポンチョ)を着ると、視界が狭まり、走行に不安を覚えます。なるべく車と一緒に走らなくてすみようにと、武蔵野の森公園を突っ切るルートをとることにしました。
この公園は飛行場で北地区と南地区に隔てられています。両地区を結ぶプロムナードがあり、昼間のみ通行できるようになっています(両端にゲートがあり、夜は閉門する)。いつもは午後4時を過ぎて訪れることが多いので、通ったことがなかったのですが、今日は大丈夫。
プロムナードは滑走路と並行したまっすぐな歩道。1300メートルの直線になっています。
こんなに長いまっすぐな道を通ることは、まず、ないんじゃないでしょうか。ここで駆けっこの練習をすれば楽しいかもしれない、いや、ずいぶんと疲れるかも、などと考えながらペダルを漕ぎました。
公園を出て天文台通りを渡ると中学校。そこからずっと住宅街の道を走って家に着きました。
雨は、道中、たいしたことはなかったのですが、暗くなると土砂降りといった感じに。まずまずのタイミングで出かけられ、ホッとしました。