夕方、散歩の途中、市の中央図書館へ寄って、借りていた本を返却。
ついでに雑誌コーナーで〈現代農業〉10月号に目を通しました。
今、日本の雑誌でいちばん好きなのが、この〈現代農業〉。
内容が優れているというより、雑誌の姿勢ですね。
すごく一般読者の参加率が高い。というか、編集部が現場から吸い上げてくる声が盛りだくさんなのです。記事のほとんどがそうだといっていいのでは。
たぶん、農業は土地それぞれ、人それぞれで、いくらでも工夫できると思うのです。一般論があり、それを個別に応用して、各農家の栽培法がある。だから、伝えることはいくらでもあるのかもしれません。
ま、やり方が違えば、書いてある内容はあまり参考にならないことも多いのです。たとえば、私がやっているような、ミミズ堆肥中心のプランター栽培なんてのは、この雑誌には出てきません。
それでも、誌面から放たれる熱気が心地良いんですね。
今日も、なんだか意味もなく、萱の堆肥や消石灰の使い方なんぞをじっくり読んでしまった。