台風が九州に近づき、日本列島を縦断する見込みだとかで、朝から気象情報を気にしながら過ごしました。予報を見ると、田舎(高知)にとっては、かなりまずいコース。
昼前、台風が九州に上陸した頃からのアメダスを見てみると、郷里の佐川町に近くて地形的条件の似ている窪川町では、毎時50ミリを超える激しい雨が午後遅くまで降り続いています。今(午後9時)は、もう高知を通過したようですが、被害がなかったかどうか、心配。
仕事の読書の合間に読んでいた(といっても、むしろこちらに時間をとられることもありましたが)、三浦俊彦『教授とミミズのエコ生活――または私は如何にして心配するのを止めてミミズを愛するようになったか』(三五館、2012年2月)を読み終えました。
珍書というか、奇書というか。抱腹絶倒のミミズ愛エッセイでした。
ご本人も認めておられますが、全然、エコ生活じゃないんですね。
普通、ミミズを飼うのは、台所の生ゴミを減らし、できた堆肥を野菜づくりなどに活用するためなんですが、三浦先生にとっては、どちらも無縁。
そもそも、家ではカップ麺しか食べてないそうなので、ミミズの餌になるような野菜屑などは出ないのです。サプリメントの摂取が趣味ということで、健康なんとか茶の茶殻が餌の主体になっています。なのに、ミミズ飼いたさのあまり、キャノワームばかりか、後にはミミポットという小型のミミズ飼育容器4台も導入。餌の確保に四苦八苦しています。
そうして出来たミミズ堆肥や液肥は庭にばら撒き。それも面倒になって、液肥は台所の流しに捨てたりしています。
つまりは、ミミズを飼うという、それだけが目的で四苦八苦し、何度も全滅の憂き目に合うという、実にやるせない状況に陥っていたりするのです。
でも、気持ちはわかる。というか、ミミズへの愛はとても共感できたのは、私自身がミミズを飼っているせいでしょうか。
もう一度、自分とミミズとの関係を見つめてみたいと感じる本でした。