惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

莢外し

2018-11-27 21:41:03 | 市民農園

 午後、落花生の実を取り外しました。

 畑で掘ったものをそのまま持ち帰り、束ねて葉を下にしてぶら下げ、10日間ほど乾燥させました。
 葉も茎もカラカラになり、莢を振ると、実がカタカタと音をたてるようになっています。

 1個ずつ、指でもぎとってゆきました。

 おおよそ1株に40~60個の莢がついています。これはあまり多い方ではないのではないかな。
 全部で10株。莢の数にして500個ほどでしょうか。虫食いや発育不良もあるので、食べられるのは400強というところか。

 莢を水で洗って泥を落とすと、まだ生臭い匂いが立ち昇ります。あとひと月ぐらい干してから、煎って食べると良いようです。なかなかの手間です。

 この、莢を取る作業のことを「莢外し」と書いている人がいました。わかりやすいですね。豆類には「脱穀」よりも「莢外し」の方が適当かもしれません。
 そのうち日本語として馴染んでくるんでしょうかねえ。

 〈小説推理〉新年号が出ました。担当のSFレビューで次の3作を取り上げています――

  • 藤井太洋 『ハロー・ワールド』 (講談社)
  • 飛浩隆 『零號琴』 (早川書房)
  • 林譲治 『星系出雲の兵站〈1・2〉』 (ハヤカワ文庫JA)

 『ハロー・ワールド』と『零號琴』はともに年刊ベスト級。『星系出雲の兵站』は、字数に余裕がなくて、タイトルを挙げるのみにとどまりました。