午後、落花生の実を取り外しました。
畑で掘ったものをそのまま持ち帰り、束ねて葉を下にしてぶら下げ、10日間ほど乾燥させました。
葉も茎もカラカラになり、莢を振ると、実がカタカタと音をたてるようになっています。
1個ずつ、指でもぎとってゆきました。
おおよそ1株に40~60個の莢がついています。これはあまり多い方ではないのではないかな。
全部で10株。莢の数にして500個ほどでしょうか。虫食いや発育不良もあるので、食べられるのは400強というところか。
莢を水で洗って泥を落とすと、まだ生臭い匂いが立ち昇ります。あとひと月ぐらい干してから、煎って食べると良いようです。なかなかの手間です。
この、莢を取る作業のことを「莢外し」と書いている人がいました。わかりやすいですね。豆類には「脱穀」よりも「莢外し」の方が適当かもしれません。
そのうち日本語として馴染んでくるんでしょうかねえ。
〈小説推理〉新年号が出ました。担当のSFレビューで次の3作を取り上げています――
- 藤井太洋 『ハロー・ワールド』 (講談社)
- 飛浩隆 『零號琴』 (早川書房)
- 林譲治 『星系出雲の兵站〈1・2〉』 (ハヤカワ文庫JA)
『ハロー・ワールド』と『零號琴』はともに年刊ベスト級。『星系出雲の兵站』は、字数に余裕がなくて、タイトルを挙げるのみにとどまりました。