深大寺近辺を歩いていたら、駐車場の端っこにヒトツバタゴの若い木が生えていました。俗に「なんじゃもんじゃの木」。
大木が多くて、花が咲いていても高いところにあるのを遠くから見ることがほとんど。でも、今回は小さな木なので、間近で花を見ることができました。
「ヒトツバタゴ」とは、「葉がひとつのタゴノキ」の意。
タゴノキはトネリコの別名で、葉っぱは、ヤツデのように切れ目が入り、いくつもに分かれています。それに対し、ヒトツバタゴはすんなりしたサクラのような葉っぱ。それで「ひとつ葉」だとか。
「なんじゃもんじゃ」というのは、はっきりしなてく適当に誤魔化した言い方ですよねえ。由来は、正しい名がわからなかったからだとか、正しい名をいうのがはばかられたからだとか、いくつかあるようです。「あんにゃもんにゃ」という言い方もあるらしい。「どんにゃもんにゃ」はないのかな?
名前は変だったりしますが、花は純白で美しい。好きです。