惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

昼寝

2005-06-09 20:40:40 | 日記・エッセイ・コラム
 デンドロビュームの鉢替え。
 時期遅れですが、今までずっと花が咲き続けていたのでこんなことに。
 素焼きの鉢とミズゴケは昨夜から湿らせておきました。乾燥したミズゴケはかなり埃っぽいですね。扱うのにはマスクが必要だと思いました。
 一昨年末にいただいたデンドロビュームは白い化粧鉢に植えられています。昨年、バルブが何本も伸びたので、株が大きくなり、ちょっと不安定。それを鉢から取り出そうとしましたが、柔らかい木屑のようなものと根が一体となり、なかなか鉢から外れてくれません。薄い鉄のへらを鉢の内周にそってそっと差し込み、なんとか取り出しました。
 あとの作業は簡単。新しい鉢の底に小さなかわらけを敷き、古い鉢で使われていた木の屑(らしきもの)を入れ、さらにミズゴケを詰めて株を植えました。株のまわりにもミズゴケを詰めて、しっかり固定。水遣りをして日の当たらない窓辺に置きました。
 これからしばらくは毎日葉っぱに水をかけてやらなければいけないらしい。管理が大変。
 それでも、植え替えが遅くなったので来年の花はだめかもしれません。温室がないからしょうがないかぁ……。

HIRUNE0506 午後、久しぶりに野川公園を散歩。
 公園に入ってすぐの管理棟の前には芝生が広がり、ところどころに大きな木が生えています。きれいに刈られた芝の上にシートを敷いて昼寝をしている男の人がいた。あまりにも気持ちよさそうで嫉妬心が湧きました。

 公園内は木々の緑が濃く、体の中にまで緑色が染みこんできそう。明日からは雨らしいから、梅雨入り前に青葉を楽しむのはこれが最後になるかも。


初プール

2005-06-08 21:52:26 | 日記・エッセイ・コラム
 梅雨入りを前に良いお天気が続く。

 今年初めてプールで泳ぎました。
 肩も、腕も、心臓も、肺も、水泳の感覚を思い出すのには時間がかかりそう。でも、久しぶりの全身運動で気分は爽快。
 来月の市民プール公開に向けて、時々泳いでおきたいと思います。

 夜はサッカー全日本の応援。
 やったね! 柳沢選手はずっといい感じでゴールに向かっていたし、大黒選手の前への抜け方は名人級。北朝鮮はディフェンスラインを上げていたのがたたったのでしょう。キーパーひとりではどうしようもなかった。
 ただ、最後のレッドカード絡みの混乱は余分でした。


『オペレッタ狸御殿』

2005-06-07 20:53:06 | 映画
 新宿ピカデリー2にて鈴木清順監督『オペレッタ狸御殿』。

 平日の昼間ということを差し引いてもお客さんは少ない。しかも、年齢層が高い。いまどき狸御殿映画を観たいという若い人はいないんでしょうかね。
 でも、美しかったですよ、チャン・ツィイーの狸姫。尻尾やヒゲが生えてると、もっと可愛かったと思いました。

 映画は――フニャフニャ。楽しんで笑ってた部分もありますが、苦笑してしまったのが大部分。狸と人間の純愛にのめりこめない自分が情けない。

 もともと鈴木監督は画面中心の人ですからね。美術の木村威夫さんあってのものではありますが……。
 筋の弱さを補うしっかりしたシナリオが付いていた日活のプログラムピクチャー時代を超えることは難しい。プロットに重きを置かなくていい音楽映画ならなんとかいけるのではないかと思ったのですが、画面が全然音楽的でない。フィックス中心の重い絵ではオペレッタにならないじゃないですか。カメラも編集も、もっと躍動感がなくては。

 楽しみは、先にいったチャン・ツィイーの美しさ。特に体の動きがいいのだから、晴れ着を少なくしてアクションを増やして欲しかった。
 薬師丸ひろ子の怪演は特筆もの。平幹二朗はさすが。一人、別の世界に入り込んでいました。


砂漠の都市?

2005-06-05 20:59:31 | 日記・エッセイ・コラム
 昨夜は九段下の九段会館にて「第2回ゆきのまちパーティー」。第15回ゆきのまち幻想文学賞空想小説ワークショップメンバーのA井さんが入賞されたのを祝う会。賞の選考委員である萩尾望都さんをお迎えし、楽しく盛り上がりました。

 つい最近、 NASA World Wind 1.3.1.1 をインストールしてみました。
 予想以上の楽しさ。地球を自分のてのひらの上でもてあそぶ感覚ですね。特に、いっぱいにズームインしてからゆっくりズームバックしてゆく時がたまりません。自分が宇宙へ飛び出してゆくような感覚をおぼえます。

 ところで、今日、タクラマカン砂漠のオアシスを見てみようと思って、タリム盆地の東端あたりを覗いていた時のこと。砂漠の中に奇妙なものを見つけました。
 場所は東経87.655度、北緯40.732度付近。楼蘭遺跡から150キロばかり西に行ったあたりです。砂の上に巨大な長方形が浮かび上がっているのです。大体の大きさは縦2キロ、横8キロぐらいでしょうか。ひと目見て、古代の都市の輪郭ではないかと思いました。東西・南北の線はそれぞれ緯線・経線にほぼ平行です。きっちり計画的に引かれた線のようです。
 いったい何でしょう? 名の知れた遺跡なのでしょうか? それとも、まだ誰も気がついていない何か?

 正体はわかりませんが、とにかくワクワクします。何とかして調べてみたいものです。