惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

9品で100円

2007-12-17 20:21:10 | 通販・買い物
 昨日、「餌を置いてあるのに、小鳥が来ない」と書いたせいでしょうか、今日はメジロやシジュウカラがやって来てリンゴ(のカス)を食べていました(カメラは間に合わず)。
 小鳥たちもブログを読んでる?

 もっとも、シジュウカラが果物を食べることはなさそうなので、リンゴの籠に取り付いていたのは、何か虫でも探していたのかもしれません。

 散歩の途中、100円ショップ(ダイソー)に寄って「サンスウセット」なる品物を購入。もちろん、値段は100+5円でした。
 コンパスと分度器が欲しかったので探していたら、これがあったのです。両方がセットになっています。
 それだけではなく、直線定規・三角定規・えんぴつ・鉛筆削り・字消し・シャープペンシル・替芯までもが一緒で、開閉自由のプラスチックケースに収まっています(品物の表記は裏面に書いてあるとおりにしました)。

 何と9点も入って、これで100円とは!
 確かに、ひとつひとつはちゃちなものですが、それでもちゃんと使えます。ものすっご~くお得な気分。
 いくらMADE IN CHINAとはいえ、こんなに安くていいのだろうかと心配になってしまいます。


小鳥の食べ物

2007-12-16 19:54:49 | インポート

 リンゴやミカンの美味しい季節になると、食べ残した果物をカゴに入れて庭木の枝に吊るしておきます。いつもならメジロやヒヨドリなどが喜んで食べてくれるのですが、今年は様子が違う。まったく寄って来ないのです。

 どうしたのかなあ、と思っていたのですが、今日、まだ明るいうちに散歩に出かけた際、理由を知りました。

Hiyo0712 秋の到来が遅かったせいのでしょう、柿の木にまだ実がたくさん残っているのです。
 写真のようにヒヨドリがついばむだけでなく、スズメまでが美味しそうに食べているのには驚きました。スズメって、雑食とはいえ、植物は穀物ばかりを食べるのかと思っていたのです。熟した柿も好物なんですかねえ。

 木枯らしが吹きつのるようになってきたので、柿の実もそろそろおしまいでしょう。そうすれば、鳥たちも我が家の果物(のカス)に手(嘴)を伸ばしてくれるかな。
 気長に待つことにします。


ラジオの録音

2007-12-15 20:04:27 | 日記・エッセイ・コラム
 昨夜は池袋にて空想小説ワークショップの忘年会。
 年代や職業を超え、創作意欲という一点で結ばれた人たちとの交流はとても心地よい。素敵な会でした。

 古いメンバーのM野君はラジオを良く聴くという。学生時代に聴いた林美雄の深夜放送や、アナウンサーとしてのキャリアをスタートさせたばかりの久米宏さんがやっていた「何でも中継」「隠しマイク大作戦」などの思い出話で、こちらは勝手に盛り上がりました。60年代後半から70年代初頭のラジオは本当に面白かった。

 M野君はラジオ番組を録音して聴いているとのことで、録音済みのMDが5000枚ぐらいある(!)といっていました。とても整理はできないだろうなあ。

 ところで、今はラジオ録音方式が過渡期にあり、そろそろ終りを迎えつつあるMDの後がどうなるのか、M野君も私も気になるところ(私もラジオは録音して聴くことが多いのです)。
 各社の録音機能つきラジオを見てみると、カセットテープ、MDはもちろんのこと、最新機能としてHDDに録音するもの、USBメモリやSDカードを使うものなど色々です。いったいこれからどうなるのでしょう?

 5年あまり使ってきたMDラジオが最近、少しおかしくなってきているので、早く趨勢が決まって欲しいのです。
 MDは大きさといい、容量といい、優れたメディアだと思うのですが、著作権を気にするあまり、データの使用方法があまりにも窮屈。ソニーの戦略ミスでしたね。


男を値踏みする女たち

2007-12-13 20:25:52 | 本と雑誌
 妙なものを読んだなあ、というのが正直な感想。ウェン・スペンサー『ようこそ女たちの王国へ』(赤尾秀子訳、ハヤカワ文庫SF)のことです。

 設定された舞台は男が極端に少なく、逆に女はやたらにたくさん生まれる社会で、一夫多妻制。希少価値のある男子は家の財産として、女家族たちにしっかりと守られている。戦争や政治、商売、農業など、世の中を動かす仕事はすべて女性が担当している。男は家庭にいて、もっぱら子孫を残す仕事(セックス)に追われているらしい。結婚は、他家の姉妹のもとへ男が売られてゆく形をとる。婿どのは、嫁いだ先の姉妹全員を平等に相手にして満足させなければならない。

 我々の社会から見ると、相当にグロテスクですよねえ。しかし、男女比が極端に大きいとこうなる可能性もあるのでしょう。
 こういう実験的な社会状況のもとで、ストーリーはロマンティックな冒険アクションの形をとっています。面白いのだけど、なんだかムズムズする。女性が欲望を全開にして、男を値踏みし、猛然とアタックする様子を、男の私が読んでいいのかどうかという気がしてくるのです。「男子禁制」とか書いておいてくれた方が良かったかも。

 森下時男著『探偵小説の父 森下雨村』(文源庫)がオンライン書店bk1で購入できるようになっています。こちらをご覧ください。


新しいアシモ

2007-12-12 20:16:48 | サイエンス
 デモの動画を見て、感激。ロボットと一緒に暮らす日が近づいていることを実感しました。

 特にアシモ同士が協調して作業する光景が印象的。今すぐにでも、青山通りあたりにアシモがサービスするお店がオープンしそうな気がしてきます。

 人間とロボットが共存する社会が実現するということは、前提として、ロボットたちが自律した協調行動をとるのが肝心なのかなあと思いました。
 ロボットはロボット同士で協力して仕事を果たしている。そこに人間が介入した時、人間のいる場所を彼らがきちんと認識して、対処してくれる。そういうことが、両者の共存だというふうに感じたのです。
 しばらくは、逆に、人間がロボットの行動を見守ってやる必要があるのでしょうが、いずれはそういうふうになるのではないでしょうか。

 人間とロボットがそれぞれの社会をもち、ふたつの社会が融合したり、また分かれたりする。そんなふうに関係性を自由に変化させることができるようになった時、私達とロボットの本当の付き合いが始まるように思います。