惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

暮らしの中の木の椅子展

2008-06-24 20:32:09 | アート・文化
 午後、西新宿まで自転車で出かけました。
 良いお天気で日差しが強かったのですが、首都高の高架の影や並木の影をつたって走ったので、さほど気になりませんでした。でも、信号などで止まると、汗が吹き出ます。
 行きは50分、帰りは1時間かかりました。西新宿では椅子に座ってゆったり休息。

 椅子に座った場所はリビングデザインセンターOZONEの3階と6階。第6回「暮らしの中の木の椅子展」をやっているのです。
 木の椅子の公募コンテストの入賞作が展示されているのですが、どれも実際に腰を下ろすことができるのが楽しい。というか、椅子は見た目だけではなく、座り心地が大事ですから、座ってみないことにはわからないのです。

 最優秀賞と優秀賞の作品はこちらで見られます。さすがにどれも素晴らしい。

 最優秀賞に輝いた山下さんの「座椅子」は籐と竹で編まれた大きな背もたれつきのもの。波打つ造形も見事ですが、何より座り心地にうっとり。柔らかく包み込まれたかと思うと、背中の方に優しく沈んでゆく。それでいて力強く支えてくれる。こんな座り心地の椅子は初めてです。
 座椅子なので靴を脱いで座る必要があるのですが、それが面倒なのか、実際に座る人があまりいないのが残念でもったいない。通り過ぎる人には「座ってみる価値はありますよ」と勧めたい気分でしたが、実際には出来ませんでした。

 優秀賞の出光さんのDチェアは肘掛の触感が、この上なく心地よい。肱から腕、手のひら、指先まで、木の肌と触れ合うどこもが快感で、いつまでも撫で擦っていたくなるほど。

 あと、座椅子なのにロッキングチェアになっているのがあって、胡坐をかいたまま、全身でビンボー揺すりができるのです。これまた気持ちいいんだなあ。

 椅子の喜びは、体の喜びそのもの。良い椅子と巡り会いたいものです。
 「暮らしの中の木の椅子展」、OZONEでは7月8日(火)まで。行って、ぜひ山下さんの座椅子に座ってみてください。


収穫

2008-06-23 21:06:53 | 園芸
 昨夜はサッカー日本代表チームをテレビで応援。
 仕事(今日が締切)をしながらだったので全部を観戦できたわけではありませんが、終了間際のゴールシーンが観られたのは幸運。

 幸運といえば、内田選手のあのゴールも幸運でしたね。ゴールへ向かう執念が呼び寄せたものだったことは間違いないでしょうが、でも、もっとスッキリする勝ち方を観たかった。最終予選はさらに頑張ってください。

 雨が降ってなかったので、今日、ニンニクを掘り上げました。
Ninniku0806  全部で11個。竹篭に並べて記念撮影。中央に置いたのは、茎の中ほどに出来た「豆ニンニク」の一部。小形のニンニクとして使用できます。

 採れたニンニクは大きいのもあれば、小さいのもあってまちまち。種イモ代698円と10カ月の時間を費やしてこれだけですが、まあ、初心者の収穫としては上出来と思うことにします。
 このうち大きい2球を種イモとして使用し、残りは自家消費。我が家はニンニクをさほど使わないので、もしかしたら、これで1年もつかもしれません。


雨やんだ

2008-06-21 20:22:43 | 日記・エッセイ・コラム
 夏至。東京の日の出は午前4時25分、日の入りは午後7時ちょうど。昼間が14時間35分です。

 起きた時はかなり強い雨。
 午前中、屋外で行なわれるちょっとした行事に出かける予定だったのですが、「この雨では無理かな」と思っていたところ、8時半ぐらいから小止みになりました。電話で聞いてみると「やってますよ」ということなので、自転車で出かける。
 外での行動中、雨はまったく降らず、薄日すら差してきました。ありがたかったなあ。

 秋葉原での殺傷事件。私なりに考えています。
 ポイントは次の4つぐらいでしょうか。

  • まったく無関係な人間を傷つける残虐さ、理不尽さ、愚かさ
  • 実行場所を秋葉原にした「現代性」
  • 現実世界での交遊関係とネットでの交友関係
  • 一個の人間でなく、安価な労働力として扱われることへの憤り
 ああいう形で暴発したことの裏には、色々な要素が絡み合っているように思われます。要素ごとに、それぞれ反発や共感を覚えます。
 それと、個人的に気になるのは、彼はどんな小説やマンガやゲームに希望や救いを見出していたのだろうかということ。今回はそういう面での報道がありませんね。内面性をネットの掲示板から読み取ろうとしているかのようです。

 人間椅子? →「女性宅に不法侵入、長いすに穴開け隠れて帰宅待つ 27歳男」(CNN)。


捜査終了?!

2008-06-20 21:17:58 | 国際・政治
 2006年10月、ロシアのジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんが自宅アパートで射殺された事件に関連してロシア検察当局は4人を起訴、捜査の終了を宣言した(→AFPの記事)。
 念のためにメモしておきますが、殺人罪で起訴されたのは、Sergei Khadzhikurbanov、Dzhabrail Makhmudov、Ibragim Makhmudovの3人。
 FSB元職員Pavel Ryaguzovは職権乱用と捜査に関連した財物強要の罪で起訴された。この人物はポトリコフスカヤさん殺害には関係していない、当局側の腐敗分子ですね。

 肝心なのは、実行犯とされるRustam Makhmudovが、朝日新聞によれば「証拠不十分で釈放」、毎日新聞によれば「逃亡中」。
 いずれにせよ、実行犯を見逃したままでの捜査終了です。わけがわかりません。

 今回、起訴された3人は、実行犯とどう関係していたのでしょうか。
 公判で事件の詳細が明らかにされるのでしょうか。そうだとしても、きちんと報道されるかどうか。
 ロシアの汚点は拡大してゆくばかりです。


試し掘り

2008-06-19 20:13:30 | 園芸
 プランターで育てていたニンニクの葉が枯れ始めました。そろそろ収穫時期か。

 試しに3本ほど抜き取ってみましたが、芋がちっちゃいの。直径5センチくらいしかありません。
 7~8センチの巨大なニンニクを育てるのが目標だったのに、ガックリ……。

 土が悪かったのか、日当たりのせいか。それとも肥料が足りなかったのか。
 なんとか原因を究きとめて次回はもっと大きなのを作りたい。

 もうひとつ気になるのは、春、トウが立たなかったんだなあ。なぜだろう?
 ニンニクの芽が食べられませんでした。
 代わりに、といっていいのかどうか、茎の中ほどに小さなニンニク芋が2個ばかり育っています。ヤマイモやユリのムカゴみたいなものでしょうか。
 こんなことになったから、地下の芋があまり育たなかったのではないか……。

 とはいっても、今日、抜いたのは早めに枯れ始めた小さめのやつ。残っているのに一縷の望みをつないでおります。
 全部、収穫した時点であらためてご報告いたします。