惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

白花曼珠沙華

2012-10-05 21:35:26 | 草花
 良く晴れて汗ばむほどの陽気となりました。

 夕方、自転車で野川公園へ。

Shirobanamanju1210 北側エリアの自然観察園では今、ヒガンバナの群落が満開となっています。

 赤いヒガンバナも見事ですが、園の東端あたりにはシロバナマンジュシャゲの群落もあります。ほんの少し赤いのが混じっているのが良いアクセントになっていますね。

 〈ナンクロメイト〉11月号が発売となりました。担当の新刊紹介欄で次の3冊を取り上げています――

  • 中川右介『山口百恵 赤と青とイミテーションゴールドと』(朝日文庫)
  • 石川英輔『江戸っ子は虫歯しらず? 江戸文化絵解き帳』(講談社)
  • シヴォーン・ダウド『サラスの旅』(尾高薫訳、ゴブリン書房)
 『江戸っ子は虫歯しらず?』は、石川さんお得意の江戸暮らしの紹介ですが、当時の本の挿絵をもとに解説してあるのがユニーク。眺めるだけで、江戸人の日常が見えてきます。

人工芝

2012-10-04 20:58:15 | 通販・買い物
 昨日、ホームセンターへ行ったら「FIFA公認人工ターフ1m×1m」というのを、期間限定1枚3980円で売っていました。

 人工芝、気になっていたんですよね。
 2階のベランダに敷いてあるのが、張り替えて2年ぐらいなのにボロボロになっています。どうも家の外で使うのには不向きな人工芝だったみたい。
 なので、しっかりした品質の人工芝が欲しいと思っていたのでした。

 今日、あらためてバイクでホームセンターまで行って、2枚購入。
 ベランダには鉢だとかプランターだとか、あれこれ置いてあるので、今日はちょこっと片づけただけ。新しい人工芝を敷くのは後日としました。
 しかし、買った「人工ターフ」は芝の丈が深くてふかふか。ずいぶん感じが変わりそうです。


彼岸花

2012-10-03 20:18:47 | 草花
 10月に入って、たまに街角や公園でキンモクセイの香りに気づくようになりました。でも、まだ私の家の樹は花が開いていません。例年より1週間ぐらい遅れるのかな。

Higanbana1210 遅れるといえば、ヒガンバナも我が家の周辺では今がようやく盛り。くるくる反り返った細長い花弁と、長いオシベ・メシベ、どれも真っ赤に染まって見事です。ヒガンバナ科の多年草。

 今はニョキニョキと出てきた茎の先端に花をつけているだけですが、これからやおら根元に葉っぱを広げ、春まで日の光を浴びるんですね。
 普通の植物とはちがった開花と栄養蓄積のサイクルですが、これはこれで生存競争に勝ち抜く智恵だったのでしょう。

 私の田舎(高知)では、この花のことを「シーレー」とも呼びます。漢字を当てれば「死霊」になるとか。
 にぎやかな死者の魂です。


蜜柑色茸

2012-10-02 21:11:47 | 自然
Kinoko1210 ふんわりと焼けたパンのような、あるいは、タマゴボーロのような色をした、この美味しそうなキノコは何なのでしょう?
 傘の径は2~3センチ。高さも同じくらい。
 数日前、桜ヶ丘公園の明るい林床で撮りました。

 アンズタケとかヒナアンズタケとかが似ているようにも思いましたが、ヒダと柄の様子がどうも違います。

 しっかりした図鑑を持っていないせいもあるのでしょうが、キノコの同定は難しいですね。今日、見かけたもっと大型のキノコもまだ調べがつきません。

 ところで、私が最初に出会ったキノコ好きの人は、中学校の矢野先生でした。生物担当でマンドリン部の顧問をしておられた。
 あれはどういう機会だったのか、もしかしたら秋の遠足だったかもしれませんが、高知市北部の山に先生の引率で出かけ、色々なキノコを採取したことがありました。名前も種類も、見当もつかないキノコの数々を先生は次々に同定して、「これは食べられる。これも大丈夫。これはダメ」と教えてくれたものです。
 「食べられる」と言われたキノコは、皆で手分けして持ち帰ったのですが、後日、教室で先生に「あのキノコを食べた人は?」と聞かれ、手を挙げたのは私1人だったように思います。

 キノコ好きで多趣味だった矢野先生。今となってはとても懐かしい。


野豇豆

2012-10-01 20:50:47 | 草花
 10月1日では遅すぎる――と言いたくなりますよねえ。
 今ではフレッド・ホイルを読む人も、まず、いなくなりました。自伝があるようなので読みたいのですが、翻訳の予定はないのかなあ。
 パンスペルミア説が復活してきている今日この頃、ホイルを見直してもいいのではないかと思います。「ビッグバン」という呼称もこの人が言い出したのでしたっけ(説には否定的でしたが)。

 台風一過のピッカピカの晴天。最高気温は30.3度まで上がりました(隣町アメダス)。
 このお天気を利用して、白菜の苗を植えつけました。うまく育つと良いのですが。

Nosasage1210 写真はノササゲの花。マメ科ノササゲ属の多年草。蔓性です。
 桜ヶ丘公園の林の中で撮りました。暗かったのでピントが甘い。
 花の長さは3センチぐらい。葉っぱは映っていませんが、ゼンマイの葉を大きめにしたような感じ。

 別名キツネササゲ。この草もまた狐の眷属なのでありました。多いですねぇ。
 いずれ豆も撮影したいものですが、ササゲ豆のような長い莢にはならないみたい。