ふんわりと焼けたパンのような、あるいは、タマゴボーロのような色をした、この美味しそうなキノコは何なのでしょう?
傘の径は2~3センチ。高さも同じくらい。
数日前、桜ヶ丘公園の明るい林床で撮りました。
傘の径は2~3センチ。高さも同じくらい。
数日前、桜ヶ丘公園の明るい林床で撮りました。
アンズタケとかヒナアンズタケとかが似ているようにも思いましたが、ヒダと柄の様子がどうも違います。
しっかりした図鑑を持っていないせいもあるのでしょうが、キノコの同定は難しいですね。今日、見かけたもっと大型のキノコもまだ調べがつきません。
ところで、私が最初に出会ったキノコ好きの人は、中学校の矢野先生でした。生物担当でマンドリン部の顧問をしておられた。
あれはどういう機会だったのか、もしかしたら秋の遠足だったかもしれませんが、高知市北部の山に先生の引率で出かけ、色々なキノコを採取したことがありました。名前も種類も、見当もつかないキノコの数々を先生は次々に同定して、「これは食べられる。これも大丈夫。これはダメ」と教えてくれたものです。
「食べられる」と言われたキノコは、皆で手分けして持ち帰ったのですが、後日、教室で先生に「あのキノコを食べた人は?」と聞かれ、手を挙げたのは私1人だったように思います。
キノコ好きで多趣味だった矢野先生。今となってはとても懐かしい。