5月14日(土曜日)曇天で肌寒いが、沢山の人が昭和記念公園に遊びに来ている。ポピーはやや花盛りを過ぎているが数名のアマチュアカメラマンが熱心に撮影を行っている。
僕は低い位置にカメラをセットしてポピーの向こうの大勢の人を撮った。広角レンズの方が良いのだがマクロレンズで撮ったので、今ひとつかもしれない。
花ではタニウツギの花が目立った。タニウツギはスイカズラ科の花。小さな花の先は五つに割れている。
今日は一人で多少鬱屈した思いを抱きながら、花の写真を撮り続けた。
そうしていると自然の持つ優しさが伝わってくる。
ホウノキの花が咲き始める頃だ。ホウノキはモクレン科の木。幹は大きく高さ20m以上にもなるようだ。
今までホウノキの花は高いところにあるので咲いていることに気が付かなかった。マクロレンズを持って公園を歩くと色々なものが見えてくる。
日本庭園で小さな滝の写真を試みる。シャッター速度を10分の1秒に落として撮ったのが右の写真だ。かなり水のつながって落ちる質感が出ている。
もっとシャッター速度を落とすには、NDフィルターが必要だ。今度滝の写真を撮る時には準備しよう。
カメラは奥の深い趣味なのでこれからの人生の良い趣味になりそうだなどと考えながら僕は3時間程肌寒い公園の中を歩いていた。