11月中頃ハイキングに妙義山のお中道(ちゅうどう)を歩きに行った。
妙義山の稜線は鋭鋒連なる険路であるが、中腹を辿るお中道ルートは一般的なルートである。妙義山登山には信越本線松井田駅が近いのだが、本数が少ないので往路は長野新幹線の安中榛名からタクシーで入山する。ただし安中榛名駅はタクシーが少ないので予約しておいた方が良いだろう。さて我々はお中道を南から北に歩くことにして、金鶏橋までタクシーで入ったが、安中榛名駅から40分、6千円弱というところだ。10時頃登山開始。
金鶏橋から一本杉まで登ると、左手に写真の金鶏山が良く見える。一本杉からは「カニの横ばい」コースもあるが、我々はより簡単な仲之岳神社経由コースを取る。
見晴台からは大砲岩など奇岩を眺めることができるが、登山客が多くてゆっくり出来ない状況だ。
妙義山は日本三奇勝の一つ(後の二つは大分県の耶馬溪と香川県小豆島の寒霞渓)で奇岩が連なるが最も印象的なものは次の第四石門だ。
お中道ルートの問題はハイシーズンの休日に人が多いことだ。一般道とはいえ鉄梯子等のある急な狭い道なので、すれ違いに苦労するところも多い。大人数のパーティ等の後に付くと思わぬ時間がかかってしまうこともある。
妙義神社は宣化天皇の2年(西暦537年)創建とあるから、もの凄く古い神社だ。日本武尊、菅原道真等をお祭りする本殿は国の重要文化財だ。
さてお参りを終えると早速神社の右手(南側)の道を下って、日帰り温泉「妙義ふれあいプラザもみじの湯」(電話0274-60-7600)に向かう。温泉に到着したのは午後2時。登山開始から4時間である。
温泉の前からは妙義連邦が一望だ。