金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

冬晴の日は燻製を~たらことたまご~

2005年12月10日 | 燻製

冬晴の日は燻製作りに適する。乾いた空気が燻製の材料の乾燥に適するし、温度を上げない冷燻法には低い気温が必要なのだ。燻製作りは難しくないし、大したお金もかからない。必要なものは美味しいものを作ろうという意欲と良い食材とスモーカー(燻製作りの道具)と時間である。そう、燻製とは大人の男の料理なのだ。

さて僕は3年前から燻製作りを時々行っていて、去年まではダンボール箱の簡単なスモーカーを使っていたが、今年は冷燻・温燻・熱燻という3つの燻製方法に対応できる金属製のスモーカーを購入した。

smoker2

製品名は「ホームスモーカー・くんちゃん」、電熱器や温度計が付いて1万7千円程度である。

さて本日は簡単な「たらこ」と「たまご」の燻製を作ってみる。たらこの燻製は実に簡単だ。燻製は塩漬けにする工程が必要だが、市販のたらこは既に塩漬けされているので燻すだけで良いのだ。たらこはできるだけ薄味のものを選ぶ。たらこを網にのせる前に網にオリーブオイルを薄く塗っておくと良い。

スモーカーの温度を40℃~50℃に保ち、スモークチップで40分程度燻す。僕は今日さくらのスモークウッドを使ったが、ものの本には「渋みを加えるクルミやブナが好適である」と書いてある。

このたらこの燻製だが口に入れると甘みが浮かび上がってくるから不思議だ。

tarako

たまごの燻製はもう少し手間がかかる。作り方はたまご6個に対し砂糖30g、塩35g、水3カップで作った調味液でたまごを5分煮てそのまま1~2時間漬けておく。その後90~100℃で10~15分燻すというものである。

たらこにしろたまごにしろ失敗する可能性の低い素材であるし、万一上手くいかなくてもそのまま食することができるものであり気軽に取り組むことができる。今夜は娘が作ったホウレン草のキッシュとこの燻製を中心に白ワインで楽しい夕食を持つことが出来た。燻製は男の手料理であり、一家団欒の良いきっかけにもなる。

コメント
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