今日(2月3日)昨年(平成27年)分の確定申告を仕上げました。
従来どおりeタックスで申告しようと思ったのですが、住基ネットの認証サービスが期限切れ(個人番号カードは申請しているのですがまだ届きません)なので、今回はパソコンで申請書を作成し、所轄税務署に郵送しました。
確定申告期間は2月16日から3月15日ですが、郵送分は既に受け付けています。なお「還付申告」(確定申告をする必要がない人が医療費控除等を申告して所得税の還付を受ける申告)は年初から受け付けているようです。
今年の確定申告では久しぶりに昨年支払った医療費が10万円を超えたので医療費控除も行いました。医療費がかさんだ理由は久しぶりに人間ドックを受けたからです。人間ドック費用は「医療費」には入らず、医療費控除の対象にはならないのですが、検査の結果病気が発見され、治療を受けた場合は医療費控除に加えて良いと国税庁のHPは説明していましたので、これを利用しました(ひょっとすると国税から照会があるかもしれませんが)。
私は人間ドックの診察料に対する国税の見解に若干疑問を持っています。
つまり「病気になり医者にかかる」と医療費控除の対象になり、「病気がないかどうかチェックする」と医療費控除の対象にならないというのは予防医学の観点からはおかしな気がするからです。本来は病気が重篤になる前に早期発見し治療にあたる方が医療費の抑制につながるのではないか?と思います。
歯科については私は4カ月または半年に1回程度チェックアップにいって点検をして貰っていますし、診療代は医療費控除に加えています。
医療行政と国税の連携を強めて、予防医学的に見て有効な出費も医療費控除の対象に加えた方が、国民の総医療費を削減する効果があると思うのですが如何なものでしょうか?