金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

山の宿・雲天から舞茸を頂きました

2016年09月27日 | 

今日(9月27日)新潟県南魚沼清水の民宿・雲天から舞茸が送られてきましたので、少々驚きながらも大感激です。

雲天 http://unten-fan.com/reservation/には昨年二度泊まりましたが、馴染み客という程ではありません。

ただし秋にヌクビ沢を登り、翌日清水峠を越えて、土合に行ったことや冬のお客さんの少ない時期に八海山スキー場のベースにしたことで、宿の方の印象に残ったのでしょう。

手紙が入っていて、今年は雨が多く稲刈りが遅れているということでした。

雲天は地場でとれた野菜・キノコ類を中心に美味しいご飯を用意してくれるアットホームな民宿です。魚沼の銘酒・八海山を美味しく飲むことができる宿でもあります。

雲天の上にそびえる巻機山には何回か登りました。印象が深いのは、5月にスキーを履いて井戸の壁から山頂を往復した思い出です。

登りは苦しかったけれど、山頂から無立木の大斜面を一気に滑り降りる爽快感は何物にも替え難いものがあります。

それは10年以上前の話で再びスキー登山をする自信はありませんが、来シーズンも近く(といっても車で小1時間はかかる)の六日町八海山スキー場でチャレンジングなスキーをしようと考えています。

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移民は経済面でプラスに作用~米国の研究だが

2016年09月27日 | ライフプランニングファイル

移民の問題は米国の大統領選挙の大きな争点になっていることはご存知のとおり。日本でも政府が今日(9月27日)開催する「働き方改革実現会議」で、単純労働者の受け入れに向けて門戸を開く法改正を提言する予定だから、議論を呼ぶだろう。もっとも日米では移民の規模や移民に求める役割が異なるので、異なった議論になるだろうが。

さてWSJによるとThe National Academics of Sciences・・が、移民の経済的影響に関する調査結果を発表した。その結論は一般的言われている「移民は米国市民の仕事を奪う」という話とは反対で、全体的には移民は米国経済の拡大に貢献するというものだった。

確かに移民の初期の段階では、低教育・低スキルの移民が流入し、そのセグメントの米国市民の仕事を奪ったことが確認される。

しかし移住してくる人の教育レベルは向上を続けており、2012年時点では移民の53%は大卒(中退を含む)レベルで、16%は大学院卒レベルである。

つまり米国に移住してくる人は、自国において高い知識・技能を活用する場がないので、米国に活躍の場を求めて移住してくる。その結果移民はイノベーション、起業、技術革新といった経済成長に結びつく活力を米国に与えるとレポートは結論付けている。

もっともこのレポートは合法的な移民と非合法的な移民を区別して、データ分析を行っていない(区分別のデータがないそうだ)という弱点はある。

米国の移民の数は2014年時点で42.3百万人で全人口の13%を占める。20年前の1995年の移民人口比率は9%だったから確実に増加を続けている訳だ。なお2014年時点で非合法的な移民の数は11.1百万人と言われている。

移民をポジティブにとらえる人の割合も増えている。WSJ/NBC Newsの世論調査によると、先週水曜日の時点で「移民は米国を傷つけるより助ける」と言う人は54%だった。10年前の調査では助ける45%、傷つける42%だったから世論の見方も変わっているのだ。

★    ★    ★

今日本で議論され始めた外国人労働者の受け入れ拡大は、介護・育児・建設など人手不足が目立つ単純労働の分野なので、米国のようにハイスキルの移民が流入して、経済にイノベーションを起こす可能性はない。

ただし「移民が国内の労働力を奪う」といった観念的・感情的な議論は避けて、少し長い目で移民が経済成長にプラスになるかどうかを議論するべきだろうと私は考えている(私は明らかにプラスになると考えている)。

色々な問題を含みながらも米国が経済成長を続けている最大の理由は、ポピュリズムに流されない、データに基づいた議論を展開できるところにあるのだろう。

 

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アマゾンKindleで注文していない本が買ったことに・・・

2016年09月27日 | デジタル・インターネット

昨日アマゾンから「注文のご確認」のメールが入ったので、確認すると注文していない電子本(コミック)が買ったことになっていました。

早速ヘルプデスクにチャットで連絡したところ、確認してメールで連絡しますという返事がありました。そして暫くすると「購入を取り消しました」という連絡があり、一件落着しました。ただし「どうしてこのような問題が起きたか、分かれば教えてほしい」という質問に対しては回答はありませんでした。

なぜこのようなことが起きたのか?疑問です(ひょっとすると当方の誤操作で発注したとか?)が、まあ、迅速に対応してくれたので、引き続きアマゾンは利用します。このような経験は初めてですが、ネット社会ではあり得ないことではないだろう、と文系的?な理解で済ませました。

そして改めてネット取引をしている場合は、「注文の確認」メールを速やかにチェックしておくことが重要だと思った次第です。アマゾンのヘルプデスクの対応は迅速だったと評価しておきましょう。

さてそのアマゾンの株価ですが、昨日は米国株全体が軟調な中、同社株も少し下げて、799.16ドルと800ドルを切りました。9月22日には804ドルという高値を付けていたのですが、800ドルの壁は一度では超えることができなかったようです。

もっともアナリストの見方はかなり強気でみずほは先週金曜日にアマゾンのターゲットプライスを855ドルから950ドルに引き上げました。すでに幾つかの証券会社が同社の株価ターゲットを900ドル~1000ドル程度に引き上げていますから、アマゾンの株価にはなお2割程度の上昇余地はあると判断している証券会社が多いということです。アマゾン株の価格上昇力は円高を跳ね返す力を持っているので、私もしばらくホールドを続けようと考えています。

消費者の立場でネット取引会社を判断する場合、「取引のしやすさ」「価格競争力」「デリバリーの速さ」などに目が向きますが、大切なポイントは「トラブル時の対応の迅速さ」にあると私は思っています。昨日の小さなトラブルはアマゾンの対応力を判定する良い試金石だったと思っています。

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