ギャラップの調査によると、先週のシリアに対するミサイル攻撃の米国民の支持率は50%、不支持は41%だった。
過去の米軍の軍事行動に対する国民の支持率に比べて低い水準である。
過去の軍事行動で支持率が高かったのは2001年10月のはアフガニスタン空爆で90%の国民が支持した。これは同年10月2日にNATOが集団自衛権を発動し、米英を始めとする有志国連合が10月7日から空爆を開始したものだった。
次に支持率が高かったのは、19993年1月17日にブッシュ大統領が退任3日前に行ったバグダッドの軍需工場に対するトマホークミサイル攻撃で83%の米国人が支持した。
一方一番支持率が低かったのは、2011年3月に行ったリビアでのカダフィ政府軍への空爆やトマホークミサイルによる攻撃で国民の支持率は47%にとどまった。ただこの軍事行動に対しては不支持も37%とあまり高くなく「よくわからない」という意見が多かったようだ。
今回のシリア攻撃の支持率はリビア攻撃についで低い。支持政党別では民主党支持者の82%がシリア攻撃を支持したのに対し、民主党支持者の支持は33%にとどまり、不支持は61%だった。
なおシリア攻撃によりトランプ大統領の支持率には変化は起きていない。彼の支持率は4割と低い水準で推移している。