金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

図書館で借りた本紛失、アマゾンで助かる

2017年04月28日 | うんちく・小ネタ

先日図書館で借りていた本を紛失した。紛失した場所はスポーツクラブだった。スポーツクラブで「岩盤浴」を使う時、本を持ち込んで読んでいる。その時に置き忘れたようだ。読んでいたのは書家・榊莫山の「莫山つれづれ」という文庫本なので誰かが持って行くほどのものではないと思うのだが、探しても出てこなかった。

そこで図書館に行き紛失届をすると「現物を手に入れて弁償してください」と言われた。私が「古い本なので手に入らない場合はどうすればよいのか?」と聞くとその場合は同じ値段の他の本で弁償してくださいと言われた。

一瞬家にある既に読んだ本で弁償しようかな?とも思ったが、アマゾンで調べてみるとなんと中古本が1円で出ていた。

本の価格は1円といっても250円程度の郵送料がかかる(実際には250円も送料はかからないはずなのでそこに古本屋の「抜き」があるのだろう)。

不注意からくるつまらない出費であるが、借りた本を万一紛失しても弁償できる方法が見つかったので、これからも借りた本を色々な場所で読むことが増えるだろう。

本を読む場所としては書斎よりも、電車の中や岩盤浴の方が私は好きだ。古人は読書に適する場所として三上(馬上・枕上・厠上)を上げた。

今日馬上で本を読む人はいないが、電車の中で読む人は多い。枕上の読書の変形が私の場合、岩盤浴上だ。

でも特に借りた本は丁寧にそしてなくさないように読むことにしよう。簡単に本を入手することができる時代だが、やはり無駄は避けなければならない。

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Sensex30,000ポイントを超える。10年でみるとインド株

2017年04月28日 | 投資

昨日(4月27日)インド株のベンチマークSensex指数が引値で初めて30,000ポイントの大台を超えた。これまでザラ場では2度大台を超えたが引値で超えるのは初めてだ。

もっともこの高値をサポートする企業業績がついて行っていないというアナリストの声もあり、大台固めがすぐできるかどうかは疑問だが。

ただし10年というスパンで見るとインド株は強かった。Sensexは10年で115%以上上昇し、S&P500は59%上昇したのに較べて、日本株Topixはマイナス9%だった。

「株は長期投資だ」としたり顔でいう専門家がいる。ある前提をおくと正しい意見だが、前提を間違うと誤った意見になる。

正しい意見の前提とは「成長に投資する」という前提だ。経済成長に投資する限り、世界経済の伸縮に合わせて株価の変動はあっても、長期的には株価は上昇する。しかし経済成長に投資しない限り、長期投資は惨めな結果に終わる。

無論過去の経済成長は今後の成長を保証するものではない。でもインドの経済成長はまだ期待できる。10年単位で投資を考えるなら成長率は鈍化しても、インド株指数は先進国の株価指数をアウトパフォームするだろうと私は考えている。

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グーグル、アマゾン予想を上回る好業績で株価躍進

2017年04月28日 | 投資

昨日(4月27日)ハイテク企業の業績が発表された。グーグル、アマゾンなどの株価はアナリスト予想を上回る好業績で株価は躍進している。

大手企業のユーチューブ広告からの撤退で、減収懸念も噂されていたアルファベット(グーグル)だが、第1四半期の利益は前年同期を29%上回る54.3億ドルだった。一株当たり利益は7.73ドルでアナリストの事前予想7.39ドルを大きく上回った。

アルファベットの株価は決算発表を受けて時間外取引で4.2%上昇し、929ドルになった。900ドルの大台を超えたのは初めてだ。

アマゾンの決算も好調だった。第1四半期の利益は前年同期比23%弱の増益で一株当たり利益は1.48ドルとアナリスト予想の1.08ドルを大きく上回った。

アマゾンの株価は時間外取引で3.5%上昇し、950ドルに達した。

サーチエンジン上の広告を主な収入源とするアルファベットとオンライン小売の巨人アマゾンの主戦場は異なるが、クラウドサービスでは角を突き合わせている。マイクロソフトも力をいれるクラウドコンピュータ分野は価格競争も激化しているが、なお成長余地は大きい。

アマゾンとグーグル(アルファベット)については、株価1,000ドルも十分視野に入ってきた。

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