金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
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ACCとLKASが移動方法を変える

2019年01月28日 | うんちく・小ネタ

週末に白馬八方スキー場にマイカーで出かけた。片道250㎞約4時間半のドライブなので、安全運転支援装置のない前の車に乗っていた時は車で行くのは躊躇する距離だった。1人で行く場合交通費だけだと私の場合、車で行くのとJR利用ではほぼトントンである。

あずさ特急を使うと往復交通費の通常料金は14,460円。おとなの休日倶楽部に入っているので私の場合は3割引きで10,120円程度になるはずだ。

一方車で行く場合はガソリン代が3,300円程度(500㎞÷20㎞/L×135円)で、高速料金が8,210円(休日割引込み)だから11,510円だ。

交通費だけでは若干マイカー利用の方が高い。

しかし経済面での車利用メリットは「スキー板を宅急便で送らなくて済む」ということがある。またマイカーで行くとスキー場から宿、あるいは日帰り温泉に手軽にいくことができるというメリットもある。

一方鉄道利用のメリットは、のんびりビールを飲みながら往復できるという点だ。ただし白馬・松本間の列車本数が少ないので行動時間が制約されるというデメリットがある。

以上のことから今回はマイカーででかけることにした。マイカーの選択を後押ししたのは、ACC(定足走行・車間距離制御装置)とLKAS(車線維持支援システム)だった。ACCの方は自動車業界で広く使われている言葉のようだが、LKAS: Lane Keep Assist Systemの方がホンダが使っている言葉で、トヨタなど他のメーカーは別の略称を使っている。

さてACCとLKASの組み合わせで、疲れずに高速ドライブを行うことができることは体感していたので、今回も割と気楽にハンドルを握ることになった。幸い往復とも渋滞に巻き込まれず快適なドライブを楽しむことができた。

マイカーで行くということで今回はスキー板を2本持って行った。一本はゲレンデ用、もう一本は非圧雪用である。今回は新雪が降ったので非圧雪板で軽快な新雪滑りを楽しむことができた。

ACCとLKASという安全運転支援システムは、高速道路ではかなり自動運転を支援する。特にこのシステムのメリットを感じるのは、トンネル内走行の時目が疲れず楽に走ることができる点だ。また夜間走行も楽になる(今回はなかったが)。

車の運転支援システムは移動手段を変える。移動手段が変わると遊びのパターンが変わる(非圧雪板を持っていくので積極的に非圧雪に飛び込むことができる)。遊びのパターンが変わると人格が変わる(非圧雪を滑るとチャレンジ心が高まる)。

古人の言葉を借りると「人格が変わると運命が変わり、運命が変わると人生が変わる」そうだ。ACCとLKASにそこまでの力があるというのは言い過ぎだろうが、楽なドライブができるということで活動範囲の地平線が広がることは間違いない。

 

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