金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

太っている人はフェイスブック投稿がお好き?

2019年01月17日 | うんちく・小ネタ

仲間と山登りやスキーに出かけると写真を撮ってその場でフェイスブックに投稿する人が増えていることに気が付く。

私の20名弱の仲間をざっと見たところでは、特に太り気味の人がフェイスブック投稿に熱心だ。

もちろんこの小集団の傾向をもって「太っている人はフェイスブック投稿が好きだ」などと一般論化するつもりはないので、雑文として読み飛ばして欲しい。

ただ私の仲間を見る限り、太り気味の人の人とフェイスブック投稿には正の相関関係がある。そしてこの二つを結ぶものはグルメであるということだろうと私は推測している。

私の仲間のグルメ派は自分で美味しいものを食べるだけでなく、料理を写真にとってフェイスブックにアップすることが好きだ。まさかフェイスブックにアップするために美味しくてボリュームのある食事を楽しんでいるとは思わないが・・・

まあ以上のことから私の仲間に限ってはグルメ派・太り気味・フェイスブック投稿好きという相関関係が成立していると考えた次第。

さてこの仮定は正しいのかしら?もし正しいとすれば対偶すなわち「フェイスブック投稿が好きでない人は太っていない」ということが成立するはずだ。私の仲間に関する限りは対偶は成立するような気がするが、世間一般にはフェイスブック投稿が好きでない人で太っている人もいるだろうから、やはり一般論にはならないようだ・・・

駄文ですみません。

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バンカメ史上最高益で株価急伸

2019年01月17日 | 投資

昨日(1月16日)バンカメが発表した第4四半期決算によると、利益は72.8億ドルで2018年通期の利益は281.5億ドルで史上最高益となった。

前年同期は法人税改正の影響を受けて利益は23.7億ドルにとどまっていたが、今期は連銀の政策金利引き上げが追い風になって高収益を上げることができた。

一般に政策金利引き上げは銀行に有利に働く。それは貸出金利の上昇に較べて預金金利の上昇が遅れるからである。また政策金利の上昇幅をフルに預金金利に転嫁しないので、銀行の利ザヤが改善する訳だ。実際バンカメの第4四半期の預金金利は0.63%で第3四半期の0.5%から0.13%しか上昇していない。

私は「政策金利引き上げに強い銘柄」としてバンカメ株に少し投資してたが、これまでのところ株価は低迷していた。

しかし昨日は好決算を受けて株価は1.90ドル(7.16%)上昇した。もっとも株式市場ではアナリストの事前予想を大きく上回る利益を上げたゴールドマンザックスの株価急上昇(9.5%上昇)の方が耳目を集めたと思う。

しかし私はバンカメはモイニハンCEOの指導の下、手堅い経営を行っていると評価している。

それは経費削減とplain-vanillaつまり地味で平易な商品に集中することでリスクを抑制しながら利益を上げるという金融機関の王道を行っているからである。

Plain-vanillaな商品に集中するという点では全く正反対の道を行っているのが、日本の一部の地方銀行だ。自行でリスク分析やリスクヘッジを行うことができない投資商品を購入している銀行もあると仄聞するが極めてリスキーと言わざるを得ない。

その点バンカメなど米国の大手銀行は政策金利の引き上げを利用して金利収入を拡大する機会があるので環境に恵まれているということはできる。もっとも連銀は今年の政策金利引き上げについては慎重な姿勢を取り始めているので追い風は長続きするかどうかはわからない。

 

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