金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

シニアとスマートフォン(19)~ストリーミングという攻めの断捨離

2021年06月22日 | ライフプランニングファイル
 以前このシリーズで「取り込んだCDをクラウドストレージに取り込んで再生して聴く」という話を書きました。実際私は昔買ったCDを取り込んでクラウドに保存し、取り込んだ後のCDはブックオフに持っていき二束三文で処分しました。この一連の作業をパソコンから流れるアマゾンミュージックの音楽を聴きながらです。
 そこで思いついたことは「アマゾンミュージックで膨大な数の音楽を聴くことができるのにCDのバックアップを残す必要があるのか?」ということでした。
 今CDを超える音質のハイレゾ音源で音楽を楽しめる(詳しいことはわかりませんので説明省略)時代ですから、CDに固執する必要はないでしょう。
 CDのバックアップを保存するのが守り型の断捨離とすれば、CDをきれいさっぱり捨てて、ストリーミングでハイレゾな音源から音楽を聴くというのが攻めの断捨離だと思います。モノに拘らず提供されるサービス(この場合音の質)の質に拘るというのが、私には断捨離の彼岸を行く洒落た生き方に見えます。
 せっかくハイレゾ音源を楽しめるなら楽しむにこしたことはないと思い、古いミニコンポのアンプ・CDプレーヤーを整理して、マランツのハイレゾ音源対応のレシーバーに買い換えました。
 ところでこのシステムを使うにはスマートフォンが必須なのですね。マランツはHEOSというネットワークオーディオ機能を提供しているのですが、このネットワークとアマゾンミュージックなどを結んで選曲などを行うのがスマートフォンなのです。いわばリモコン的機能を担っている訳ですね。
 断捨離を「大切なモノを捨てる」と考えると後ろ向きになりますが、より多くの質の高いサービスを楽しむため、プラットフォームを一新すると考えると前向きになりますよね。
 例えば別荘を保有することからタイムシェアに変える、なども攻めの断捨離と考えてよいだろうと思います。
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昨日の株価反発は楽観的過ぎ?

2021年06月22日 | 投資
 昨日(6月21日)日経平均は一時1千円を超える大幅下落となり最終的には953円の下落で引けた。
 一方米国市場は先週来の下落相場に一旦歯止めをかける大幅反発となった。
 ダウは586ポイント(1.76%)アップ、ナスダックも111ポイント(0.79%)アップした。
 昨日は市場に「インフレは一時的なもので連銀のテーパリングは比較的遅いのではないか」という楽観的味方が強かったが、バンクオブアメリカのクレジット・ストラテジストが楽観的な見方に警鐘を鳴らすなど見方は錯綜していると見ておく方が良いだろう。
 注目されるのは今日予定されているパウエル議長の下院での議会証言だ。
 またフィラデルフィア連銀の非製造業ビジネスデータ、中古住宅販売データなども注目を浴びそうだ。
 私は先週の下げ幅が金融政策転換を織り込むには少し小さかったのではないか?とみているので昨日の反発は一時的なもので売り材料が出ると今週はもう少し売られる局面があるだろうと見ている。そしてそこが一つの買い場になるだろう。


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