先日マランツのネットワークレシーバー(Network CD Receiver M-CR612)を安く購入してストリーミングネットワーク構築を行ったのですが、実はあるところで手間取りました。今回はそのお話ですが、まずレシーバーを安く買った話から始めましょう。
ストリーミング(私の場合アマゾンミュージック)で音楽を書斎のステレオを楽しむというのは次の目標(現在はパソコンからBluetoothでBoseの小さなスピーカーに飛ばしています)でしたが、ネットワークレシーバーが高そうなので躊躇していました。
ところが少し前にヨドバシカメラでパソコンを買い換えてポイントが貯まったことからレシーバーの購入を考えヨドバシカメラのオーディオ売り場に行きました。売り場にはメーカー(ディーアンドエムホールディングス)説明員の人がいて、親切に私(オーディオ初心者)の話を聞いてくれました。その人がいうには「現在本格的にネットワークレシーバーを作っているメーカーは自分たちのDEONかmarantz位しかない」ということです。割り引いて話を聞く必要はあるのでしょうが、売り場を見る限りmarantzかDEON以外にパッとしたものはありません。「でも予算より少し高いなぁ」というと説明員さんは「最近未使用で返品されたレシーバーがあります。こちらなら税込み4万5千円でお持ち帰りできますがどうでしょうか?」と提案してきました。
売値は税込みで7万円ですから35%offです。ヨドバシカメラのポイント利用を加えると心の予算範囲に入りましたのですぐに購入を決めました。
ヨドバシカメラでは昔から一眼カメラやパソコンを購入していますが、こんな形の値引きは初めてでした。今後値の張るものを買うときは相談を持ち掛けてみるのも手かもしれません。
さてこれからが本題。マニュアル通りにWi-Fi接続をトライするのですが、レシーバーが私の自宅のWi-Fiを認識しないのです。
どうしたのかしら?と思いメーカーに電話して聞いてみたのですが、状況を説明すると「それはレシーバー側の問題ではなくWi-Fi側のSSID設定か何かの問題でしょう」と言われました。実際レシーバーは自宅のWi-Fi以外のWi-Fiは接続可能な状態(パスワードを入れればですが)になるのでメーカーの説明のとおりでした。
四苦八苦しているとカミさんからは「安いと思って飛びつくからじゃない?」と揶揄されました。でもハード系の問題ではなさそうなのでこの批判は当たっていませんが。
色々考えているうちにフッと思いついたのは「自宅のWi-Fiに『自宅』と日本語で名前を付けていてこれがマランツは読めないのではないか?」ということでした。Wi-Fiの名前は2年ほど前にGoogleのNest Wifiにルーターを替えた時に変えました。それ以降パソコンやスマートフォンなど色々なデバイスにWi-Fi接続が問題になったことがなかったので全く気にかけたことがありませんでした。
でもマランツは元はアメリカの会社、ひょっとして日本語のWi-Fi名を読めるように作られていないのではないか?と考え、Wi-Fiの名前を英語に変えて(HOME〇〇 〇〇は番地の数字)再トライしました。
すると一発でWi-Fi接続は完了しました。もっともパソコンやスマートフォンの接続Wi-Fiを変更するという手間は発生しましたが・・・
(教訓)
Wi-Fi名を変える場合はローマ字・数字の組み合わせにしておく。日本語を使うとデバイスによっては読めない場合がある。