暑い日が続きますね。こんなに暑いのなら梅雨明け宣言してもよさそうなのに前線が停滞しているのでまだ梅雨明け宣言はないようです。
この暑さは世界的なもので、WSJにはThe World bakes under extreme heat.という記事が出ていました。
記事は世界中を熱波が襲っているとしてスペイン内陸部や中国新疆省の気温を紹介していますが、日本は取り上げていませんでした。
ちなみにスペインの内陸部やバレアレス諸島では気温が43℃に達すると予想され、中国新疆省では52℃に達した国営メディアが報じているということです。
気象学者によると6月の世界平均気温は過去最高を記録し、この状況が続くと今年は記録上最も暑い年になるということです。
今年の異常高温の原因はいくつかあります。一つはヒートドームと呼ばれる高気圧で蓋をされた熱気が各地で居座り続けていることです。
またエルニーニョにより海水温が過去最高のレベルまで上昇し、世界的に集中豪雨を降らす原因になっています。記事は地球温暖化ガスが高熱現象に寄与しているかは述べていませんが、アメリカの気候変動特使のジョン・ケリー氏が中国を訪問し、李強首相などと地球温暖化の問題を話し合ったと報じていました。
しかし仮に世界最大の温室ガス排出国であるアメリカと中国がガス排出を抑制する方向に動いたとしても、その効果がでるのはかなり先のことだと言われています。
この先も暑い夏が続くと考えて対策を練った方が良いでしょうね。