暑い日が続きますね。暑い日は「不要不急の外出を避け、エアコンの効いた部屋で過ごそう」とニュース番組では奨めていますから、山歩きは避けた方が良いのでしょうか?
熱中症になりにくい体つくりをするには、「汗をかく機会を増やそう」とか「日常的に運動を行って熱中症になりにくい体をつくろう」というアドバイスもありますから、私は「暑さ対策に気をつけながら山登りで健康な汗をかきましょう」と提案しています。
夏の登山で熱中症を避ける幾つかの方法を考えてみましょう。
まず「低山は避けてできるだけ高いところを歩こう」ということです。
ケーブルカーやバスで高いところにいくのも良いと思います。
気温は標高100メートルで0.6℃下がりますから標高1000mの山の上は平地より6℃気温が下がります。
「暑い昼間を避けて早朝や夜中に登る」という方法もあります。
そしてここで提案するのは「魔法瓶に冷たい飲み物を持って行く」ことです。
私は冷蔵庫で冷やしておいた「午後の紅茶」(微糖タイプ)を魔法瓶に入れ、氷を加えて持って行くことにしています。
山の中ではペットボトルの水やハイドレーションの水を先に飲むようにして、冷たい紅茶は取っておきます。そうして昼食時や疲れを感じた時に少しずつ飲むようにしています。
冷たい飲み物は体温を下げるので放熱効果があり、リフレッシュしますね。
魔法瓶の紅茶は山登り以外の野外活動でも珍重しています。夏の定番になりました。