昨日(1月4日)の日経新聞朝刊最初の社説は「米国は包括的な財政再建策の合意急げ」だった。内容は「歳出削減に慎重な民主党と、個人の増税に反発する共和党の対立は根深い。それでも不毛な政争に明け暮れ、米国の経済政策を機能不全に追い込むことは許されない。・・・・改選後の新議会に「決められない政治」を持ち越してはならない」
書いていることは常識的でもっともなことだ。だが誰に対して書いているのだろう?
もし米国の議員に向かって「与野党は党派の対立を乗り越えて詰めを急ぐべきだ」というのであれば、米国人が誰も読まない日経新聞で書いても意味がない。ニューヨーク・タイムズが書くなら意味があるが。
それとも日本の議員に向かって「他山の石」にしろ、と言っているのだろうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます