金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

届かないから意味がない日経の社説

2013年01月05日 | 政治

昨日(1月4日)の日経新聞朝刊最初の社説は「米国は包括的な財政再建策の合意急げ」だった。内容は「歳出削減に慎重な民主党と、個人の増税に反発する共和党の対立は根深い。それでも不毛な政争に明け暮れ、米国の経済政策を機能不全に追い込むことは許されない。・・・・改選後の新議会に「決められない政治」を持ち越してはならない」

書いていることは常識的でもっともなことだ。だが誰に対して書いているのだろう?

もし米国の議員に向かって「与野党は党派の対立を乗り越えて詰めを急ぐべきだ」というのであれば、米国人が誰も読まない日経新聞で書いても意味がない。ニューヨーク・タイムズが書くなら意味があるが。

それとも日本の議員に向かって「他山の石」にしろ、と言っているのだろうか?

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