前からお彼岸には京都に帰郷する予定だったが、ふと金沢に立ち寄ってから京都に向かうことにした。金沢に行くのは二度目三十年振りのこと。東京から金沢には上越新幹線・越後湯沢駅から「ほくほく線」を経由して約4時間で到着。午後1時半金沢駅の手荷物預かり所にキャスターバッグを預けて、タクシーで兼六園に向かった。タクシー料金は1,300円程度。運転士さんに金沢観光のあらましなど聞いている内に「桂坂」入り口に到着。観光地でちょっとタクシーを利用して、運転士さんから観光スポットの話など聞くと参考になるので、私は時々タクシーを使う。
桜には早いが青々とした苔の庭はよく手入れされていて綺麗だ。
園内の大きな池・霞ケ池に向かうと「ことじ灯篭」という灯篭がある。
その横には雁行橋という橋が浅い流れの上にかかっている。
流れの中に入って箒で川底を洗っている数名の人がいた。推測するに川底の石についた苔や藻を洗っているのだろう。
松の根の周りを土を掻き落として、根を際立たせた「根上松」と名前のついた松があった。
中央部の小高い人造の丘・栄螺(さざえ)山に登ると、霞ケ池の全貌がよく見えた。
兼六園には幾つか出口があるが、武家屋敷跡に行くため、真弓坂の出口に向かった。真弓坂の手前には瓢(ひさご)池という池があった。
瓢池の奥には梅林があり、旬を過ぎた梅の花が残っていた。梅の盛りを過ぎ、桜には早いこの時期見る花はないだけに観光客も少ない。
園内をざっと回ると1時間弱だった。紅葉の季節にでもまた来てみたい趣のある庭園である。
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