半年前に始めたロボットアドバイザーによる積立運用THEO(テオ)。運用方針をグロース100%にしているので株高の追い風を受けて中々良い成績です。毎月1万円づつ積立て、6カ月で元本が64,497円になっているので利回りが7.5%というのがTHEOの説明です。
でもこれは単に(64,497-60,000)÷60,000×100=約7.5%というだけのこと。年率で考えると2倍の15%になりますね。
でもこれも正しい利回りの計算ではありません。正しい利回りは資産増を運用資産の平均残高で割って算出べきなのでしょうね。そうすると利回りはさらに倍近くなるでしょう。
ということで中々運用成績が良さそうなTHEOですが、本当に成績が良いかどうかは、ベンチマークと比較したり、取っているリスクとの比較で評価する必要があります。詳しい分析は手間がかかるので省略していますが、モーニングスターの評価では同じカテゴリーの中の中位程度のようです。
つまり相場が良い時は誰がやってもそこそこのパフォーマンスは上がるものです。問題は弱気相場でどのようなパフォーマンスをあげることができるか?でしょう。ロボット運用が弱気相場にどう対処するか?それは分かりませんが、しばらくは話のネタ程度に投資を続けても良いと判断しています。