不慣れな土地で知人と待ち合わせを行う時に威力を発揮するのがグーグルマップです。また少しグーグルマップを使い慣れた人であれば、「タイムライン」を利用して行先とスマートフォンで撮影した写真を紐付けて日記帳にしているでしょう。この機能は私のように秘密のない(笑)人間には便利な機能ですが、行った場所を秘密にしておきたいという人には「怖い機能」でしょうね。何故ならグーグルマップは何時どこに行ったか克明に記録しているからです。
しかもこの記録は「手動で削除するまで保存されている」というのがグーグルのデフォルト設定です。膨大なグーグルユーザーのデータを長期にわたって保持しておくのはデータストレージコストを高めると思うのですが、コストをかけてもビッグデータには価値がある!ということなのでしょう。
しかし長期にわたってグーグルが個人の移動データを保存していることについては「秘密のない」人でもある種の気持ち悪さを感じるものなのでしょう。
CNBCにグーグルマップの情報を一定期間経過後に自動的に削除する方法がでていました。題名はGoogle Maps tracks everywhere you go. Here's how to automatically delete what is storesです。
以下の手順は記事を元に私のアンドロイド・スマートフォンでテストしたものです。
- グーグルマップを開き「ここで検索」の左側の三本線(メニューバー)をタップする
- タイムラインを選択する
- 右上に現れる3つの点をタップする
- 設定とプライバシーを選択する
- 現れた画面をロールダウンして「ローケーション履歴の自動削除」をタップする
- 「手動で削除するまで保存する」についている印を「18か月間保存する」か「3か月間保存する」に変更する
この記事の筆者は3ヵ月以上移動履歴を保存する理由がないので自分は3ヵ月を選択したが同意しない人は18カ月を選択することも可と言っていました。
私も3ヵ月保存を選択しておきました。タイムラインは便利な機能ですが、一度日記等の形でデータを整理してしまうと過去データをそれほど使うことはありませんからね。むしろ「残しておいたデータ」が思わぬ過去を暴くという悪さをする可能性がありますから削除しておく方が無難でしょう。
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