昨夜の雨は凄かった。杉並や中野などで浸水被害があったようですが、我が街も豪雨の帯にひっかかっていたらしい。テレビを観ようとしても、雨音のため、いつもの音量では聞き取れないほどでした。
東京では1時間に50ミリの雨までなら対処できる設備が整っているらしい。ということは、それを超える雨が降ると、被害を覚悟するしかないということでしょうか。ちょっと情けない気がする。
都市には遊水池がない。環七の地下に貯水施設を作っていますが、昨夜はそれも満杯になったらしい。あふれた水は低いところへ流れ込み、溜まる。線路の下をくぐる道路とか、半地下のガレージとか、そういうところはいっぱいあるんですね。道路脇の排水溝にゴミが溜まって、道路が川のようになることもよくあります。雨が地面にしみこまないのだから、こういったことへの対策はもっと知恵を絞る必要があると思いました。
などと悠長なことをいっているうちに、台風14号がもう九州に……。
6月分のSF書評を掲載しました。ジョージ・R・R・マーティン『タフの方舟』や照下土竜『ゴーディーサンディー』を紹介しています。