「百草園の坂道を自転車で走れ」という某所からの指令が解除された。
関戸橋まで走ったくらいで「膝にくる状態」だと、とても不可能らしい。それどころか「転倒して怪我をするおそれ」まであるという。だから無理をするな、と。
関戸橋まで走ったくらいで「膝にくる状態」だと、とても不可能らしい。それどころか「転倒して怪我をするおそれ」まであるという。だから無理をするな、と。
うーむ、そういわれるとなあ……。男の意地というものがなあ……。
ここはひとつ、順次、脚を馴らしてなんとかこの秋のうちに百草園の坂をやっつけねばなりますまい。
なので、今日は自転車のトレーニングに出かけようか――と思ったけれど、あまりにも風が強いので見合わせる(軟弱)。
日本海にある低気圧に向かって、太平洋高気圧から熱い空気の塊がびゅんびゅんと吹きつけている。ベランダに干した洗濯物があっという間に乾きます。天然の高性能乾燥機。
かわりに出かけた夕方の散歩は、野川を少し遡ってからハケを登り、深大寺周辺をひとまわり。
日没後のお寺周辺は店も閉まり、人通りもありません。湧き水の流れる音とアオマツムシの鳴き声ばかりがかまびすしい。山門の前を通りかかった時、ちょうど午後6時の鐘がゴォォォォォ~ンと鳴り響いて、とたんになにやらものすごい雰囲気になりました。
その後、中央高速を行き交う車を陸橋の上から見下ろして、またハケの坂を下り、家まで。計9,500歩。