![Murasakikatabami1205 Murasakikatabami1205](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/80/e7e8662e717f27cc1ce7c946e82e8549.jpg)
ムラサキカタバミはカタバミ科の多年草。今は雑草ですが、もともとは江戸時代に観賞用として輸入されたそうです。
子ども時代、ムラサキカタバミの花を見つけるともぎ取って茎をくちゃくちゃと噛んだものです。酸っぱい味がするのです。
美味しいというわけではないのですが、口の中に唾液がいっぱい出るのがおもしろかった。これはイタドリやスカンポも同じでしたね。
そんなこともあって、ムラサキカタバミのことは「スイスイ」と呼んでいました。吸うと酸っぱい。それで「スイスイ」。
漢字で書くと「吸い酸い」でしょうか。それとも「酸い酸い」?
そんなこともあって、カタバミの漢字表記は「酢漿草」が似つかわしく思えます。
カタバミやイタドリの酸味はしゅう(蓚)酸だそうです。ホウレン草にもしゅう酸は含まれていて、生でたくさん食べると結石を起こすので要注意。
植物が身を守るための「化学兵器」なのだそうです。人間は調理を工夫して、害を取り除きますけどね。