午後、都心に出て、目白から下落合あたりを少し歩きました。
ポカポカと暖かく、コートを来て歩いていると汗ばむほど。
目白通りの「目白3丁目」交差点から南へ入る道を行くと、道路の中央にケヤキの古木が立っているところがありました。そこだけ道路が膨らみ、わずか数メートルですが、2車線になっていて、中央の小さな緑地にケヤキがポツンと生えているのです。
祠でもあるのかな、と思って近づいてみると「近衛邸の車寄せにあったケヤキを住民の意思で残した」というようなことが書いてありました。
かつてここにあった近衛文麿邸が取り壊された時、ケヤキだけは残すことにした。その結果、新設の道路が「股裂き」状態になったようです。
お地蔵さんとかでなく、木そのものを残したのは珍しい。
いいですねえ。今日は写真を取り忘れてしまったけれど、今度、出かけた時は必ず撮影しよう。