ヒヨドリ、今日はオウバイのつぼみを突っついていました。まだ、ひとつも咲いていない、これからの花なのに。
なんともひどい鳥じゃありませんか!
1950年代から60年代のアメリカンポップスをリードしたブリルビルディング・サウンドのことを少しずつ齧っているのですが、つい最近、その音楽プロデューサーの1人フィル・スペクターが手がけたタレントにライチャス・ブラザーズがいることを知りました。
中学生の頃、小遣いが少なかったのでレコードはあまり買えませんでした。ましてアルバムであるLPレコードを買うのは大変。何か月かかけてお金を貯めてようやく手に入れるようなありさまでした。
そうやって買ったLPで、記憶に残っているのは、ライチャス・ブラザーズとサイモン&ガーファンクルです。
サイモン&ガーファンクルは詞といいメロディーといい、心に響く素晴らしいものだったのですが、ライチャス・ブラザーズはなぜ好きだったのか、我ながらよくわからないところがありました。
今回、彼らの音作りをフィル・スペクターが手がけていたことを知り、ようやくその理由がわかった気がします。「ウォール・オブ・サウンド」と呼ばれた、フィル・スペクター独特の厚みのあるサウンドが耳に心地よかったんですね。
どんなものだったか。たとえば「引き潮」を聞いていただければよくわかるかと思います。
「ベストSF2016」に4人目の投票がありました。
山口素夫さん、ありがとうございました。
引き続き、投票よろしくお願いします。要領はこちら。